Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

北京五輪;優勝クルーの漕ぎについて

oyajisculler2009-05-05

一昨日、戸田国際マスターズのレース前にエイトを荒川に出し、ウォームアップを行った。(競艇場ゲートが閉じた時の1000mレースは、W.Up水域が狭くてエイトのW.Upは十分に出来ないので)
この日はレース直前ということで、クルー全員気合いが入っており、普段の乗艇に比べて水中が随分強かった。短漕20本のレースペース確認では、セットを重ねる毎にレートを上げ、終わりの方はレース目標としたコンスタントレートSR33〜34で漕いだ。
これまでは東商戦の2000mレースに備え、SR30〜32の低めのレートで漕いできたこともあり、レートを上げようとするとキャッチ前の動きが忙しくなり、ブレードエントリー周りが雑になったり、レンジが切れたりしてガサガサした嫌なリズムになった。そこでレートを揚げる時ににはハンズアウェーを素早くし、その分、キャッチ前の動きをユッタリさせて大きく前に伸びると共に、キャッチから正確に水を掴むことをクルー全員で意識してみた。結果、この日は水中を確り押せていたこともあり、おやじが現役学生時代に漕いでいたエイトのリズムに近いイメージでSR34の短漕20本を確り漕ぐ事が出来た。やはりイメージ、特にリズムをクルーで共有する事が重要であることを改めて確認した。