Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

荒川出艇講習会を実施:

本会の主旨に賛同してくれたP会のK谷さんを受講生としておやじの講師による荒川出艇講習会を本日実施した。内容は(1)荒川岸蹴り場まで往復の陸送実習、(2)戸田橋から秋が瀬鉄橋間の乗艇による航路及び航行ルール実習の2点。K谷さんには航路・航行ルール資料及び上記安全確保に関する要件書を送付し、予め要点を勉強して頂いた。
陸送要領については、本日撮影した写真と合わせて要領を補足する。

  1. バックステーが付いていると水際での乗り降りが難しいので、荒川初級者はバックステーを外した方がハンドリングしやすい。
  2. 陸送時はオールのネック部を紐で縛る。こうすると陸送中にオールが荷崩れしない。
  3. 戸田コースの台船から荒川へ。艇とオールはこうやって運ぶと安全且つ確実。
  4. 荒川への陸送難所の土手超えの階段。艇を階段や手摺にぶつけないように、艇を階段と平衡にして運ぶ。
  5. 荒川初級者は水際の手前にある草地に艇とオールを先ず下ろす。(1X艇は軽いので草地の上に下ろしても全く問題なし。)ここでオールを縛った紐を解き、先ずオールを水際へ運ぶ。
  6. 続いて、オールの置いてある水際まで艇を運び浮かべる。
  7. 後は艇にオールを取り付けて岸を蹴って乗艇するだけ。この写真でも分かるがバックステーが無いと艇の乗り降り等が非常に楽チン。
  8. 乗艇を終え、揚艇したら、初級者は先ず艇を草地の上に置き、オールのネックを縛って陸送準備する。(水際でモタモタしているとモーターボートの曳き波を食らったりして大事な艇に傷がついてしまう。だから先に艇を草地に上げてしまおう)