懇親会終了後、カーナビを頼りに宿舎の五色園へ向かう。大会事務局から斡旋されただけあって、愛知池の大会会場から車で10分も掛からぬ近場だった。宿舎と同じ五色園という名の住宅団地を通り抜けると公園の入り口らしきゲートがあった。カーナビに従いゲートを抜けて目的地へ行こうとしたその時、道の脇に等身大の塑像群が目に飛び込んできた。（正確に言うと等身大より大きい）相棒のO氏と二人で「おいおい、何だアレは？」と驚くというか一瞬ビビってしまった。互いに「ひょっとすると新興宗教？？」と囁く。さらに車を進めると道の左右に僧侶を模った大きな塑像群が次々に現れた。大きさといい、原色に近いような不気味な色合い、そしてその数の多さに圧倒される。そろそろ目的地の筈だが、大きなお寺が見えるが宿泊施設が木々に隠れて良く位置関係が分からない。カーナビの指示に従い、お寺の裏手にある林道へ進む。すると、その林の中にも又しても塑像群が現れた。木々の陰で薄暗くなった場所にたたずむ塑像群は何とも不気味。
漸く宿泊施設が目の前に現れ、一安心。車を駐車して宿舎へ入った。
