Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

身長に応じたリガースパン及びインボード長:

Oarsportリギング表の数値は以下の通り。Scullは概ね国内でも馴染みの数値。Sweepについては、国内で一般的に設定されているリガースプレッドやインボード長より小さめかも知れない。でも、おやじが現役選手の頃は概ねこの数値付近で設定していた。最近の国内選手は軽めの梃子比を志向している様だが、スパンやインボード長を大きくすると、軽くなる反面、Rowing Arcが小さくなったり、艇速に対して体の動かす速度を速くする必要がある等、効率が悪くなるということも忘れてはならない。世界選手権の重量級エイトの映像を見ると、インボードを一番短く設定している様に見える。この辺り、日本のクルーもRowing Arcを大きく取ることに拠る推進効率の改善にも着眼する必要がありそうだ。


インボード長は、オールのインボードを単純に計測した値に置きなおしたもの。