Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

オール振り角の調整(ストレッチャー位置調整):

往路のLP中、泡空きの間隔を見ていると、B-sideの#5と#3の泡が大きく離れていた。LBRCエイトでは必要最小限のレンジという意味でキャッチ角50度、フィニッシュ角30度となる位置に、ビニールテープでガンネルにマーキングしている。(一流選手は55度+35度の合計90度だが、LBRCの中年漕手ではそこまで大きく漕げないので已む無くこうしている。尚、LP等の低レートではキャッチは50度より前に出る様に努力している)このフィニッシュ角30度を合わせる目安として、ストレッチャー位置(PTH)を漕手の身長に応じて調整する簡易算式:PTH=35cm + (身長 - 180cm)/2を用いているが、実際乗艇してこのストレッチャー位置でフィニッシュ角30度が取れていない者が数名いた。そこで、往路のLPの途中で艇を止め、フィニッシュ角が30度を確保できる様にストレッチャー位置を微調整しなおした。エイトの内、約半数がストレッチャー位置を修正した。(今後は、自分のPTH値を頭に叩き込んでおいて欲しい。)
ストレッチャー位置修正後、LP4分漕を継続したが、オールの振り角を合わせた後は、バランス、リズムともに改善した。振り角を合わせることも、ボートの出来・不出来に大きく影響するということだ。復路のパドル練習も概ね良いバランス・リズムで、今年の1月以降の乗艇では、最も良い出来だと感じた。