Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々の250m x 12発

oyajisculler2010-06-11

今週は仕事や夜の付合いで平日夜間乗艇が出来ず、結局、金曜日の本日実施。スカルだと一人なので、自分の都合で乗艇日のシフトは自由に出来るので良い。今日はフレックスを使い、30分だけ早めに退社し、戸田へ向かった。18時頃に戸田に着くと、まだ明るく、初夏の様相。右上の写真は今日の戸田の夕刻の風景。
岸を蹴る頃は、学生クルーが少しずつ揚がり始めていた。天気予報を見ると、今週は夕刻に強めの東風が吹いていた様だが、今日は南南東の風で横風に近い風。水面に問題はなく、概ね漕ぎやすかった。
今日は短漕の250m x 12発をメインメニューとし、W.Upは少し長めの4.5kmを漕いだ。ノーフェザーのフィニッシュワークを1500m漕ぎ、技術練習もタップリ実施。
最近気付いたが、SR20程度の低レートだと、ノーフェザーの方がフィニッシュを確り押し切れる分、艇の進み方が良い。フィニッシュでフェザーを入れると、どうしても水中の有効レンジが若干短くなる。この事が原因の模様。まだまだ改善の余地あり。
静止スタートは、昨年、何度もレースで失敗した苦い経験あり。今年は、静止スタート練習の1本目はタップリ時間をかけ、本番レースに近い間合いで1本目を漕ぐ様にしている。ポイントは、1本目はグリップを握り込まず、卵を握るようなソフトなタッチでハンドルを持ち、1本目のストローク中にオールのスリーブ平面がクラッチにピッタリ密着したことを確認してからフルプレッシャーで押すようにしている。2本目以降はフィニッシュのフィンガーターンで腕や上体をリラックスし、脚でドンドン押すようなイメージ。この取組みの結果、最近は静止スタート練習でミスオールする事が少なくなった。ヨシヨシ!

250m x 12発:

W.Up後、250m x 12発(レスト250m)を開始。今日はゲートが閉まっていて1500mコース。片道250mを3本。12セットで2往復。折り返して1発目は静止スタート付き。W.Upで1.5周漕いだので、復路の逆風から入った。マスターズ漕手になってから、逆風に苦手意識を持っていたが、SRDを装着してからはあまり逆風が気にならなくなった。今日は250mと短い距離で殆ど無酸素運動だけで漕ぐ距離でもあり、逆風でも恐れずガンガン漕いだ。まあ、南南東とほぼ横風に近い風なので、余り影響が無かった事も幸いした。
レース本番の全日本社会人(7月4日:長沼)まで1ヶ月を切った事もあり、今日は良い艇速を出すべく、最初から張り切って飛ばした。以下、本日の250m x 12のデータ:

  1. 1'51"1/500m, SS付き→SR33、逆風
  2. 1'55"5/500m, SR32
  3. 1'53"9/500m, SR33
  4. 1'48"3/500m, SS付き→34.5、順風
  5. 1'50"0/500m, SR33.5
  6. 1'52"3/500m, SR32
  7. 1'49"3/500m, SS付き→34.5、微逆
  8. 1'53"8/500m, SR33
  9. 1'51"9/500m, SR33.5
  10. 1'50"1/500m, SS付き→34、微順
  11. 1'50"8/500m, SR33
  12. 1'48"2/500m, SR37→39ラストスパート付き

12発単純平均:1'52"6/500m, 順(2)/逆(1)過重平均:1'50"8/500m。
短漕メニュー後にLSDで1.5kmを往復漕ぎ、スピードコーチのCAL値検証実施。0.2%距離が短く表示されたので、CAL値は0.940→0.942に補正。この結果、今日の12発平均は1'50"6/500mとなった。
これは水温22度ベースにて、90%負荷レベルに相当。(100%負荷だと1'46"8/500m) 久々に良い艇速が出て満足。
過去2年の手帳を見たところ、250m*12発の平均1'50"6/500mは、ベストである模様。おーヨシヨシ!

今日の短漕でフォーカスしたこと:

レースペースの短漕では艇速を上げようとして力み勝ちになり、メニューの後半にバテバテ、ヘロヘロになりやすい。そこで今日は上体をリラックスしてスムーズに効率良く漕ぐ事を心掛けた。具体的には、フィニッシュでフィンガーターンを使い、ハンズアウェーから腕をリラックスさせること。また、フォワード中は足とハンドルでバランスをキープしながら上体をリラックスさせる事。これが上手く出来ると艇速が良いレベルで維持できることを確認できた。これらはバランスをキープできているから出来ることであり、SRDの恩恵と言えよう。来週は500mx6発や1000m x 4発をトライする予定。
以上