Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

全国マスターズ初日

oyajisculler2005-10-29

昨日のログに記載した通り、前日に艇、荷物とオールをマイカーに搭載済みなので、本日は同乗するS氏の5:30AM到着後、直ぐに艇庫を出発。戸田コースから長沼までの距離は凡そ420km、約6時間掛かって、11:30に到着。途中、1時間交代で運転を替わったので、それ程疲れは無い。

昼食後、現地借艇の中国製(Wudi)エイトにリガー取り付け&リギング調整:

エイトを戸田から輸送すると輸送費が高くつくので、長沼漕艇場にあるWudi製エイトを借用した。Wudiエイトは初めて使うこともあり。以下の点に手を焼いた。

  1. 分割艇エイトの接合部精度:LBRCに割り当てられた艇を見ると、接合部に1mm程度の段差がある。船尾側の船体外板が船底方向に飛び出しており、このままでは抵抗が大きくなる。接合ボルトを一旦外して、ピッタリ接合する様にして締め直した。結局のところ、接合ボルトの穴がボルトより太いため、大きな遊びがあることが判明。
  2. 艇のシリアルNo.表示部が良く分からぬ:大会事務局が準備したリガーを取り付け様とすると、上手く取り付けられない。どうやら異なる艇のリガーの模様。艇体に刻印してある筈のシリアルナンバーを探しても、発見出来ず。(普通はBowの後ろとか、整調シートのストレッチャー根元などに銘板が張ってあり、これにシリアルナンバーが刻印されている。Vespoliは船尾の外板に刻印あり)上手く合いそうなリガーセットを見繕って、適当に付けた。後で見つけたが、接合部前後のデッキ上脚ふみ場の部分にペンキで明記されていることを発見。ペンキだと、その内、消えそう。

自分のシートのリギング調整が終わったところで、15時発艇のトライアルレースに備えて、自艇へ向かった。

1Xトライアル:

出漕者が少なく、結局のところ全てのレースが一発決勝だが、大会事務局の配慮で、土曜日に決勝と同じ組合せでトライアルレースが開催された。岸を蹴って、W.Upしてゆくと、穏やかな北西の順風が吹いている。長沼で練習したことのある人から、長沼は風が吹くとチャプチャプ波が出て漕ぎ難いと聞いていたので、折角の良いコンディションであれば、トライアルレースでも"確り"漕ぐことにした。結果は2位に約100mの差を付けてゴール。タイムは3'57"で一応、4分は切ったが、50秒台前半を狙っていたので、やや不満。

エイトのトライアル:

1Xレースの45分後にエイトのレース。相手の石巻チームは、今日はメンバーが揃っていないということで、LBRCエイトの独漕となった。独漕なら、兎に角上手く・丁寧に漕ごうということでスタートしたが、グングンS-side側へ大きく曲がる。オカシイなと思いながら、サイドの強弱で何とか自レーンに戻してゴール。舵が全く効かず(S-sideに舵が曲がったまま動かず)、漕ぎに集中できなかった。明日はキッチリ漕ごうということになった。ところでこの舵、揚艇して舵を見ると、ラダーヨークの取り付け部ナットが緩んでおり、ラダーロープを引いても舵は全く動かない(S-sideへ曲がる要になっていた)状態。中国艇はダメだと文句を言いながら、舵が聞くようにラダーヨークを付け直した。

夕刻の懇親会:

大会事務局の呼びかけで長沼の湖畔にあるhttp://www.naganuma39.com/pages/news/index.htmlという洒落た場所で地ビール飲み放題のバイキング形式の懇親会が催された。これが素晴らしい企画だったのだが、大会事務局が宣伝不足で参加者が少なかったのが残念。既に1回トライアルレースをやっており、概ね明日のレースの勝利は手中に収めたと思っていたので、安心して飲み食いすることが出来た。地ビール、料理共に大変美味しく、遠くまで来た甲斐があった。後で考えると、ここで飲み食いする為に来たような遠征に。。。。
以上