Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

予選レース、2位ながら立教を食った

小樽商大のコックスは2年生。
戸田での2000mレースで舵を取るのは初めての経験。
W.Upはレースと同じ狭い水面を使ってW.Upする必要がある。
手際よくW.Upするにはコックスの卓越した技量が要求される。
今日は初めての戸田での2000mレースなので、コーチである私が岸からコックスに都度アドバイスを送りながら実施した。
かなり細かく指示したので、非常に上手くW.Upを行う事が出来た。

さて、レース。
小樽商大は、力強さは無いが、割とスタートダッシュが良い。
今日の予選もトップの早大と殆ど差を付けられずにスタートできた。
コンスタントへの入り際の300m地点付近でレート36と、いつもより2枚ほど高いレートで漕いでいた。
見た感じ、シャカシャカした漕ぎではなく、リラックスした軽いリズムで漕いでいたので安心して見ることが出来た。
500m通過では、早大に1艇身弱差を付けられたが、立教を抑えて2位通過。
その後、早大に水をあけられたが、1000m付近で僅かに差を詰め、舳先が早大の船尾に被りかけた。
これは行けるぞと思った矢先、1250m付近で回漕中の審判艇の曳波を食らってミスオール。
ここで艇速がグンと落ち、一気に差を付けられてしまった。
それでも3番手の立教に対して2艇身半の差を付けて2位を走っていた。
2位でも7分を切る良いタイムを出し、敗復でより有利な組み合わせに入りたい。
しかしながら、3Qでのミスオールの影響が残り、4Qはズルズルと艇速を落とし、3位:立教にグングン差を詰められた。
それでも何とか2位をキープしてゴールラインを通過でき、最低限の目標は達成することは出来た。おーヨシヨシ!

立教に勝つことで、ある意味納得していたが、予選レース全体でみると、37クルー中の22番手のタイムであり、敗復廻りのクルー中、3番手の同志社大学(6'43")と敗復で当たることになった。
予選タイムで見ると、実に23秒も差があるが、明日は同志社に胸を借りるつもりで臨もう。

尚、8月12日の対校戦で対戦した北大のタイムは7'09"で全体25位。
同じレースでは無いので、そのまま比較することは出来ないが、3秒の差を付けて小樽商大が上回った。
対校戦では北大に1秒負けたので、この4週間で、北大に対し4秒差を付けて改善したと言えよう。

明日の敗復では、北大とは別のレースになるが、明日も北大より良いタイムを出そう。

<写真>
 13時45分。予選に向けて小樽商大の岸蹴り。
 同上。
 13時55分。W.Up中の小樽商大M4+
 14時47分。スタート直前。
 14時49分。スタート直後。トップ:早大、2番:小樽商大、3番:立教、4番:防大
 15時11分。C/Dを終えて着岸する小樽商大。
 同上。
 インカレM4+予選の記録一覧表。小樽商大のタイムは7'06"38で、37クルー中22位。北海道大学は7'09"91で25位。両校は8/12の対校戦では北大が1秒差で勝ったが、今日は商大が北大より3秒良いタイムだった。
 明日の敗復は、予選で6'43"80(全体8位)のタイムを出した同志社大学と当たる事になった。明日は胸を借りる積りで全力出し切ろう。

以上