今朝は東商戦前の最後の平日早朝乗艇。
全クルー荒川に出艇した。
前夜の天気予報では曇りだったが、朝起きると小雨がポツポツと降っていた。
大潮の満潮時刻での出艇となり、荒川の水面には流木やドラム缶などが浮いていた。
北よりの風が吹いていた為、大方の浮遊物は風に流され風下方向の岸へ寄っていたが、幾つかの危険な流木やドラム缶はモーターボートで押して岸へ寄せた。
水温は大曲から岸けり場まで概ね均一に18℃だった。
東商戦が近いので、各クルー共に漕ぐ距離はいつもの100分乗艇より少な目とした。
いつもはW.Up後は、6km UT漕を行ってからレースペースメニューとしているが、今朝は3km UT漕後にレースペースを行った。
東商戦はマッチレースなので、1Qで頭を取り、2Q,3Qで高速巡航して逃げ切ることを狙っている。
これをシミュレーションする意味で、エイト2杯は静止スタート付き700m漕を2本実施。1本目は逆風、2本目は順風で実施。
昨日から取り組んでいる静止スタート5本のレートアップ(高速フォワード)もトライし、モノに出来てきた。
朝一のエルゴ8台並べてのバック台取組みにより、8名の漕ぎ、レンジが有って来たので以前よりバランスが格段に安定してきた。
各クルー共に個々の力は十分に持っているので、相手がどうのこうのというより、クルーとして良くシンクロし、且つ、個々の漕手が2000mで全力出し尽くして完全燃焼すれば勝利は自ずと付いてくる。
<写真>
5時58分。天寵のW.Up
6時03分。天寵の3km UT漕 バランスが安定し、リカバリーでのブレードクリアランスが確り取れている。
6時03分。天寵のドライブミドル。ブレード一枚確り入り、ブレードに体重が乗っている。
6時12分。天寵の700mSS。@逆風。漕ぎが安定してきた。
6時29分。天寵の700mSS。@順風。
6時39分。無限の700mSS。@逆風。
6時42分。このような大きな流木が漂流していたので、東京側の岸辺に追いやった。
6時51分。無限の700mSS。@順風。
<動画>
OP8+ 無限(チーム東大:先鋒)
4年生のバウ:池崎が良く声を出し、整調:O本が良く全体をリードし、クルーとして良く声を出して元気よく練習できている。
ジュニア漕手が4名乗っていることもあり、高レートでのトップスピードはまだまだ発展途上だが、6000km UT漕などロングでは粘り強い漕ぎが出来ている。
東商戦本番でも中盤の漕ぎは粘り強く、1本1本、H橋ジュニアを引き離してくれるものと期待している。
- 3000m UT: Ave.1'49.3/500m, SR20.7, 2000mSS換算7'09.5, η67.8%
- 700mSS x 2: 逆風:1'35.0/500m, 順風:1'31.4/500m, 無風換算:1'32.6/500m, SR36.1, 2000mSS換算6'30.6, η90.4%
https://www.youtube.com/watch?v=-Z6f9-rMLbY
W2X Spica (チーム東大:次鋒)
先週2X乗艇を中断し、今週からクルーとして漕ぐ事になったが、2Xとしての漕ぎの方は先週までと同様にできている。
後は、本番で全力を尽くすのみ。2Xクルーとしての練習回数はH橋クルーより上を行っているので自分達を信じて兎に角、飛ばして行こう。
- 2000mSS: Ave.2'03.5/500m, SR31.4, 2000mSS:8'16.2, η84.4%
https://www.youtube.com/watch?v=G-r-C2HVW4w&edit=vd
https://www.youtube.com/watch?v=UA_iRUIU5-0
V1X N田(チーム東大:中堅)
静止スタートからのダッシュ力も身に付いた。中盤も艇速を落とさず良く漕げている。何よりの強みはラストスパートでの切り替え。
持ち前の力を100%出せば、間違いなく水を明けて勝つ。
レースまで、引き続き、フィンガーターンやハイフェザーなどの細かなテクニックの改善を継続しよう。
https://www.youtube.com/watch?v=ubdVqv_XqzQ
https://www.youtube.com/watch?v=AWTm4W2n0ak
V4+ 木鶏(チーム東大:副将)
このクルーの強みはバランス及びパフォーマンスの安定感。
スタートで飛び出し、相手を見ながら高速巡航して、ジワジワと差を広げよう。
https://www.youtube.com/watch?v=Kxy6-1zh3iI
V8+ 天寵(チーム東大:大将)
先週末風邪で体調を崩していたF間も概ね全快。漸くクルーとして元気が出てきた。
バック台導入で漕ぎが合ってきて、バランス及びリズム共に良くなってきた。
後は東商戦に向けて更にトップスピードを伸ばすと同時に、クルーとしての完成度を上げよう。
- 3000m UT: Ave.1'45.6/500m, SR19.7, 2000mSS換算6'54.9, η68.6%
- 700mSS x 2: 逆風:1'30.7/500m, 順風:1'27.5/500m, 無風換算:1'28.6/500m, SR38.4, 2000mSS換算6'13.8, η94.0%