Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝:荒川乗艇

前日のポンド乗艇での2艇の艇速は500m辺り4秒差があった。そこで、大曲からの下り一発での6000m漕は、丁度中間の3000mで飛鷹が荒鷲を抜く様にスタート時間差を24秒として、荒鷲を先行スタートさせた。
2杯とも、大曲→戸田橋間のコース取りを良く把握できていない様で、コース指示をしながらのコーチングとなった。
序盤、飛鷹と荒鷲との差は徐々に詰まったが、1000mを過ぎてから以降は差の詰まり方が予定した様にはならず、笹目橋通過時には未だ4艇身近く合った。荒鷲がレートを20オーバーまで上げ、抜かれまいとして頑張り、これまで出せなかった艇速を出していた。
水中強度を上げる事も低レートUT漕の目的であり、この意味で並べた効果が出た。
但し、指定レート(18)を守らず、レートを上げてしまうと低レートUT漕の効果が半減してしまうので、次回以降はレートを上げず、有効レンジの拡大及び水中強度のアップで艇速改善しよう。

<写真>
 5時31分。岸けり時の荒川水面。笹目橋の上に明るい月が浮か水面が月光で輝いていた。
 5時58分。笹目橋へ向かう飛鷹。
 6時10分。大曲から下流に向けて6km漕をスタートした飛鷹。北西の風と上げ潮が喧嘩して水面は少々波が立っている。
 6時28分。27km地点付近を通過するS本(奥)とY岡(手前)の2杯並べ。今朝もS本が全勝していた。
 同上
 6時51分。T中(手前)とK林(奥)の異性通しの2杯並べ。今朝はT中が1L程度リードしていた。
 6時56分。M田(手前)とA石(奥)の2杯並べ。前半はA石が勝っていた様だが、後半はM田が調子を上げて勝っていた。

 6時58分。ASKULビルの屋上から顔を出す太陽。
6時58分。リバーステーション方向に沈む月。

<動画>

M2-飛鷹
フィニッシュに向けたボディースイング及び腕引きによる加速感は良く出来ている。
但し、改善したいのはフィニッシュ後、フォワード中のバランス安定性。未だブレードを擦りながら(ブレーキを掛けながら)漕いでいる。
また、ブレードを擦ることも原因しているがキャッチ前のブレードスクウェアリングが遅く、エントリーが戻って有効レンジを損している。
フォワード中は踵でバランスを取り、ハイフェザーして、キャッチ前は早めにスクウェアしてシンプルに戻さずエントリーしよう。

  • 6kmTT: Ave.2'06.9/500m, SR17.8, 2000mSS換算 7'59.7, η70.6%

https://www.youtube.com/watch?v=5wlIjfUZS3A

M2-飛鷹
飛鷹との並べで逃げ切ってしまったため、あまり荒鷲の漕ぎを見る事が出来なかった。
しかし、確り逃げ切れたことはVery Good。
遠巻きに見た感じではキャッチレンジが短く、有効レンジの短さを高めのレートで逃げ切った感あり。
今後は有効レンジを伸ばして1本1本の強さで艇速を伸ばす努力をしよう。

  • 6kmTT: Ave.2'07.9/500m, SR19.9, 2000mSS換算 8'03.4, η72.3%

https://www.youtube.com/watch?v=hwLlHc6Lplw


M1X 翔 S本興
今朝は上げ潮と北西の風が喧嘩して、風速(2m程度)の割に水面がチャプチャプ波立っていた。
波があったが、S本の艇速は昨日のポンドでの艇速を維持できていたので、少しラフコン耐性が改善したと思う。
フィニッシュの加速感はまずまず良いので、今後はリカバリーでのハイフェザーも出来る様にして更に艇速を伸ばそう。

  • 6kmTT: Ave.2'13.8/500m, SR18.9, 2000mSS換算 8'25.3, η75.8%

https://www.youtube.com/watch?v=npUL_WlO5E8

M1X 耀 Y岡
今朝は途中でインペラーにゴミが絡み、艇速データ無し。
S本との艇差は中盤で水が空いてしまい、これまでより差が開いた感あり。
Y岡はラフコンでの艇速劣化が大きい。
ラフコンでもリラックスして出力し続ける様に努力しよう。
https://www.youtube.com/watch?v=T99_8P2N4zM

M1X 雄輝 I崎
今朝はジュニア:A木との並べ。
やはり、現時点ではI崎の方がテクニックが上で、水を明けて勝っていた。
I崎はドライブミドルの加速感は良いがレンジが短い。特にフィニッシュハーフでブレードが浅くなりスリップしてしまう点が残念。

  • 6kmTT: Ave.2'18.5/500m, SR20.2, 2000mSS換算 8'43.2, η75.3%

https://www.youtube.com/watch?v=Po2A5CjzXag

M1X Cardinal A木
今週、火曜日からCardinalに乗り換えた。
昨日はリギング調整が確りできておらずパフォーマンスを悪化させたが、昨夜、リギングをやり直した結果、漕ぎ難さは解消したとのこと。
但し、漕ぎを良く見ると、親指をグリップエンドに掛けず、グリップエンドを2cm程度余して握っている。これではインボードの長さを100%活かす事が出来ていない。
従って、次回乗艇までにオーバーラップを1cm小さくするため、スパンを1cm短くしよう。
今朝は、池崎に追い付かなかったが来週は追い付き追い越すべく努力しよう。
https://www.youtube.com/watch?v=zWJWtj4DpMM

M1X 煌 A石
今朝はM田と二杯並べ。
並べの前半は漕技の上手いA石が勝っていたが、後半は体力に勝るM田が勝っていた。
M田は漕ぎ重ねるに従い、漕ぎが改善している。
https://www.youtube.com/watch?v=Wgu-54oY7vU

W1X Vega K林
今朝はジュニア:T中との並べ。
並べはT中が全て勝ったが、差は1艇身程度と僅差であり、両者共に並べで強度アップの効果があった。
K林はフェザー付きでも確りタップダウンし、リカバリーでハイフェザーしよう。

  • 6kmTT: Ave.2'33.0/500m, SR19.5, 2000mSS換算 9'37.7, η68.9%

https://www.youtube.com/watch?v=E48a2D34vPc

W1X 紫陽花 E澤
昨日までは、乗艇の強度が全く上がらず惨憺たる状態だったが、今朝はジュニアのH恒と並べて強度アップを狙った。
久恒は並べると一気に水中出力が上がり、E澤はH恒の背中を全く見る事が出来なかった様だが、艇速は昨日までより500m当りで10秒改善しており、並べた効果が大きかった。

  • 6kmTT: Ave.2'37.6/500m, SR19.5, 2000mSS換算 9'55.2, η66.6%

https://www.youtube.com/watch?v=nrd96KsQ8QQ

M1X 焔 H恒
今朝はE澤との並べ。火曜日のポンドでの艇速計測では2'43"/500mとジュニアの中で最も遅かった。
しかし、今朝はE澤との並べで気合が入り、2'37"/500mで漕いだE澤に大きく水を明けて圧勝。
1500mの片道で4L程度の差を付けていたので、今日の艇速は2'34"/500m程度か?
これはK林の艇速とほぼ同等なので、土曜日の並べは、T中、K林、H恒の3杯並べとする予定。
https://www.youtube.com/watch?v=CDrfuO2h368