Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝の荒川乗艇:

今週、スマホを自宅に置き忘れてきたため、目覚まし時計なしの状態。
コーチ部屋に寝ている学生コーチがいるので、彼が目覚ましを持っていると判断していた。
今朝は掃除の音が小さかった様で、いつもの起床時刻である5時の起きる事が出来ず、気が付いたら5時30分過ぎだった。
どうも学生Cの方も目覚ましをかけ忘れた模様。
という事で2人とも少々寝坊してしまった。今後は目覚まし時計を別に持つようにしたい。

急いで着替えて岸けり場に到着したのが5時45分頃。
そこからアルミボート(3名乗船のためにゴムでなくアルミに変更)を川に浮かべた。
エンジンを始動しようと何度も起動レバーを引いたがエンジンが掛る気配が無かった。
20回程度引いたところで漸く起動できた。
普段私が使っているゴムボートは多くて2回引けば起動できる。最後にアルミボートを操船した者の最後の始末が何か悪かった可能性もある。。。

何れにせよ、エンジンが掛ったので、急ぎ飛ばして上流へ向かった。
1限出席のため、5時10分に岸けりした付きフォア2杯と笹目の水位塔前ですれ違った。(6kmTTの並べ中)
今朝は飛雲(昨日負けたクルー)が凌雲(昨日勝ったクルー)に1艇身リードしていた。
付きフォアは、目論見通り、2クルーが拮抗している模様。

その後、笹目の200m上流付近でスカル最後尾のK林に追い付いた。
K林と男子スカラー3名は進捗に差がある様で、男子に追い付いたのは折り返し地点の大曲。
大曲到着後、直ちに折り返して以下の順(前日の艇速などを見て設定)で下に向けて6kmTT(SR18)をスタート

  1. K林(W1X)
  2. I崎スタート(K林の1分後)
  3. Y岡スタート(K林の1分30秒後)
  4. S本スタート(K林の1分45秒後)

最初は最後尾のS本に伴走しながらコーチング。フィニッシュに向けて良く加速しているが、フィンガーターンが出来ずに手首でフェザーターンしている。このため、フィニッシュでグリップエンドと胸の間に10cm程度隙間ができる。この状態でフィニッシュレンジを確り取ろうとすると、どうしても上体のバックスイングを大きく取らざるを得なくなる。結果、バックスイング過大となり、体幹がフィニッシュで落ちる漕ぎとなる。
フィンガーターンは習得に時間が掛るテクニックだが、これが出来る様になるとフェザーワークが容易になり、リラックスした漕ぎが出来る様になる。確り習得しよう。フィンガーターンはZac Purchaseの動画(親指の動きでフェザーワークしている)を見て真似よう。
https://www.youtube.com/watch?v=Pf84O5cTWY4&feature=channel

UTのレートは18を指定したが、並べたためか、皆20まで上がっていた。S本のひとつ前を行くY岡は抜かれまいと良く頑張ったためか、中盤以降、S本を引き離していた。
笹目橋上流の水域はS字状に川が蛇行しているため、川の地形を頭に良く入れておいて要所要所で後方を振り返るなどして進路変更する必要がある。しかし、今朝のスカラー4名は何れも地形を確り記憶出来ていない様で、緑橋下流のカーブや、笹目橋上流のプレジャーボート前辺りで完全に逆コースを走る者が多かった。もっと川のコースを記憶しよう。さもないと下流から上がってくるクルーと正面衝突する危険性がある。

K林と男子スカラーの間を1分しかとらなかったため、彩湖水門辺りで男子3名全員がK林を追い越してしまった。林とI崎で、6km漕のタイム差は2分以上、3分程度取った方が良い様だ。
という事で、今朝はK林とS本の2名しか見る事が出来なかった。
スカラーを複数名同時にコーチングするには、大曲まで伴走する今日の様な形式ではNGで、やはりこれまでの様に定点往復形式で行う必要がある事が分かった。勿論、コーチングする対象が2艇程度であれば、交互に入れ替えて伴走し続けることが出来るが、現在はスカルの艇数が多いのでやはり定点形式ベースとならざるを得ない。

モーターが競艇場前に差し掛かったところで、付きフォアの凌雲が上がってきた。(飛雲は1限出席者がいるため先に揚艇)
凌雲に伴走して岸けり場方向へ向かって下った。
凌雲2番の清水は久保杯の付きフォアクルーからS-sideに転サイドしている。S-sideになってB-sideの時より有効レンジが伸びた点は良い。しかしながら、フィニッシュ時に体幹を落として体幹でハンドルを落とす悪い癖はそのまま引き継いでしまっている。この結果、フィニッシュでブレードをクリーンにリリースする事が出来ず、水中フェザーの様なリリースとなっている。クリーンにリリースするには、肘から先の腕だけを使ってハンドルをタップダウンし、ブレードをリリースする必要がある。クロアチアのシンコビッチ兄弟が無しペアを漕ぐ動画がある。この整調のフィニッシュ時のアウトサイドハンドによるハンドルタップダウンの動きを真似よう。
https://www.youtube.com/watch?v=vQ5ORjX6eZg

3番:T中はフィニッシュで上体がアウトサイドに逃げる癖がある。視線が自分のインサイド方向を見ているため、フィニッシュでは視線方向のアウトサイドに逃げる事が原因。先ずはこれを矯正するため、視線は逆にS-side方向を見て上体をインサイドに傾ける様にして漕ごう。

この冬場の低レートUTで、フィニッシュに向けて艇を加速するドライブする漕ぎを身に着けよう。
お手本動画として、以下の2本を紹介する。画面に穴が開くくらい良く見よう。

"2014 SINKOVICI NA PERUCI"
https://www.youtube.com/watch?v=_XG4yxuXUVg

"Braća Sinković na Peruči i Rami 2015"
https://www.youtube.com/watch?v=0OAiilQbQYM&t=239s

以下の点を留意しながら確り見て真似よう。

  1. 脚・腰・腕の順番でのシリーズドライブ。特にフィニッシュハーフのボディースイングトダイナミックな腕引きに注目。
  2. 技術練習も紹介されているので、100分乗艇の自由時間の中でやってみると良い。
  3. スカルのフィンガーターンに関しては、整調の弟の方が上手なので、これを真似よう。(バウの兄の方は手首を使っている)

<写真>
 6時02分。漁船係留所前辺りから見た笹目橋方向の夜明け前の景色。(大曲の水温9℃)
 6時16分。緑橋の300m下流付近。このカーブでショートカットして逆コースに入るスカラーが多い。危険なので右側航行順守しよう。
 6時35分。競艇場前の凌雲。(26.5km付近の水温:13℃)
 7時11分。揚艇。今朝は干潮時刻となり水位が低かった。スカルオールを担いでくれているのは若手OBの越村君。

<荒川組の動画>

M1x S本
6kmTT: Ave.2:12.6/500m, SR20.2, 2000mSS換算8'21.1, η76.7%
https://youtu.be/cqEZjQnRYfM

M1X Y岡
6kmTT: Ave.2:11.5/500m, SR20.7, 2000mSS換算8'17.0, η71.7% 今朝は坂本より速かった。
https://youtu.be/F98WUfN7MLw

M1X I崎
6kmTT: Ave.2:14.7/500m, SR21.4, 2000mSS換算8'28.8, η81.3%
動画無し。

W1x K林
6kmTT: Ave.2:32.1/500m, SR18.4, 2000mSS換算9'34.6, η69.2% (神林は荒川の乗艇だとパフォーマンスが落ちる傾向あり)
https://youtu.be/ir-nNdphPLo

M4+ 凌雲
6kmTT: Ave.2:02.6/500m, SR18.6, 2000mSS換算7'43.5, η72.0%
https://youtu.be/ZaRMSkLKwvU

M4+ 飛雲
6kmTT: Ave.1:59.5/500m, SR18.6, 2000mSS換算7'31.6, η77.3%
動画無し。

<ポンド組の乗艇>

M2- 飛鷹
6kmTT: Ave.2:07.8/500m, SR19.1, 2000mSS換算8'02.8, η68.2%
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=ajtbB_wXg9Y

M2- 荒鷲
6kmTT: Ave.2:13.4/500m, SR19.2, 2000mSS換算8'23.9, η63.0%
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=XVrA4yWaKDg

M2- 雲雀
6kmTT: Ave.2:14.5/500m, SR---, 2000mSS換算8'28.1, η62.1%
https://www.youtube.com/watch? v=YeZnsThj-LA&edit=vd



Jr.M1X A木
3kmTT: Ave.2:22.0/500m, SR---, η59.4%
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=6Crawpk-T2M

Jr.M1X A石
3kmTT: Ave.2:24.8/500m, SR---, η65.2%
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=HbIhn0ZB5os

Jr.M1X T中
3kmTT: Ave.2:33.5/500m, SR---, η52.2%
https://www.youtube.com/watch? v=x7CAqRUXTP0&edit=vd

Jr.M1X H恒
3kmTT: Ave.2:50.5/500m, SR---, η36.2%
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=4lvjg3Slj5E

Jr.M1x M田
3kmTT: Ave.2:49.9/500m, SR---, η36.6%
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=vclHS_n3IFM