Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

リオ五輪最終日 エイト&シングル決勝

リオ五輪ボート競技最終日の動画は以下のサイトで見る事ができる。
http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=27050.html

以下、最終日レースで注目すべきレースとコメント:

女子エイト: 上記動画サイトの1:39:00辺りより
注目は金メダルの米国エイト。1000m以降、混戦から抜け出し、盤石のレース運びで優勝。
漕ぎに関しては、フィニッシュが浮いてやや空振り感があるが、強烈なバックスイングが特徴。東大クルーも米国女子エイトの漕ぎに倣って強烈なバックスイングでフィニッシュを加速しよう。(特に4番漕手のスイングが強烈。=バックスイングが苦手な漕手(O翔など)は参考にしよう)

男子エイト: 上記動画サイトの1:59:00辺りより
Germanリガー配置の英国エイトが序盤から抜け出し、1000m過ぎで1Lリード、ラストはドイツエイトに半艇身差まで追い上げられたが危なげなく勝利。
米国女子エイト程、極端には見えないが、スキニ―シャフトの性能を生かすべく、フィニッシュハーフのボディースイングが良く効いている。(#Bや#3漕手(Andrew Hodge)の漕ぎをお手本にしたい)

男子スカル:上記動画サイトの1:04:30辺りより
NZのドライスデールとチェコのシニェックのマッチレースと思いきや、伏兵のクロアチア漕手が序盤から抜け出した。1500mでドライスデールがクロアチア漕手を一気に抜き去り、完勝かと思ったが、ゴール200m手前当りからクロアチア漕手が猛烈なラストスパート。
ドライスデールとクロアチアの二艇が並ぶ様にしてゴールイン。クロアチアが15cm程度出ていた様に見えたが、ワンストロークサイクルの中での艇速の加減速のタイミングが偶々良く合い、ゴールラインを切る瞬間だけ、ドライスデールのトップボールが先にゴールしていた。その差は2cm程度。

これもボートレースの醍醐味。

以上