Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

高校ボート部経験者2名の合宿合流に経緯:

東大ジュニアの漕手は、現在10名。エイト漕手8名を除くと、補漕が2名しかいないギリギリの所帯。6月30日の京大戦に向けてこのギリギリの人数でやりくりしている。
10月末の全日本新人戦にエイトメダルを取ることを目標にしているが、人数が少なく、エイトの下位メンバーの漕力を見るに厳しい状況。
一方、偶々だが、今年の新人の中に高校ボート経験者が2名入ってきてくれた。二人は愛知県旭丘高校のボート経験者で、二人ともインターハイ6位の実績を持つ優秀なボート選手だ。エルゴスコアも今のジュニアエイトに入れば上位に位置する力がある。
そこで、早い時期にジュニアの合宿に合流し、「2年生のジュニアと一緒に新人戦を狙ってみないか?」という投げかけをしていた。
これは、経験者主体の私学ボート部や、所帯の小さなボート部では普通にやっている事と思うが、素人新人主体の東大ボート部では、過去に例が余りない。しかし、今回はジュニアの人数が少ないので、こういった動きとなった。偶々、おやじがジュニアと新人の両方を指導する育成コーチという立場にあるので、動きやすかったという事もある。
さて、2週間ほどの事前検討期間と、今日の午後、二人が4時間ほど掛けて熟考して貰った結果、6月からジュニアの合宿に合流することとなった。
以下、関連事項の要点:

  1. 二人は、6月から合宿入りするが、最初からジュニアと同じ体系でフルに合宿入りするのではなく、初期1ヶ月は、準備期間(助走期間)的な扱いとし、概ね一日置きの合宿という変則的な合宿スケジュールとする。具体的には、月・水・金の夕方に艇庫入りして陸トレ実施、合宿所に宿泊し、翌朝に乗艇。土曜日については、2乗艇して解放というパターン。
  2. 6月は、月末に開催される京大戦の2Xレース(マッチレース)に向けて練習に取り組む。ジュニアにも2Xクルーがいるので、東大の2Xクルー二杯は、事前のチャレンジレースで勝った方を本選に出漕させる予定。
  3. 偶々だが、6/29に学生連盟主催の2000mタイムトライアルレースがあるので、この2クルーを出漕させて、勝った方を京大戦本戦に出漕とする予定。

両クルー共に頑張って欲しい。

以上