Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

新人戦エイトの6分切り

oyajisculler2012-10-23

日曜日は種々バタバタしてブログを書くことが出来なかった。
朝から戸田へ行き、午前中は漕艇部関係者と打合せを行い、午後の決勝レースから新人戦を観戦した。
やはり何と言っても注目していたのは男子エイトの決勝レース。このレースには対校戦のライバル校一橋大ジュニアクルーが出漕している。
インカレエイトに2年生が4名乗り決勝進出、また、4−で銀メダルを取ったクルーにも2年生が2名乗っていたという事で、前評判が高かった。
そして実際、準決勝では好順風の下、5分55秒の素晴らしいタイムを叩きだして決勝進出を決めた。
さて、本番決勝がスタート。決勝レースの遅い時間帯は順風が吹きやみ、ほぼ無風のコンディションになっていた。この条件で出したタイムは正に無風での実力タイムであり、どの程度のタイムが出るのか期待しながら見ていた。
1Qで頭一つリードしたのは一橋大。チャレンジャーとして思い切りよく前半から飛ばしていた。2Qに入ってからの中盤レートは37。 少し遅れて追い上げを図る早大はレート38.5。
両社共に一歩も引かない好勝負だった。1500m付近で両クルーが並んだが、その後もカンバス差以内の好勝負。レース終盤の状況は下のYoutube映像の通り。

ラストスパートは両クルー共にレート41まで上げていた。新人戦とは思えない正に死闘だった。
タイムは、早大が5分57秒、一橋大が5分58秒。無風での6分切り、あっぱれである。
しかも一橋大は大学からボート競技を始めた素人集団からのこのタイム。尊敬に値する。
東大の1年生もこの新人戦に出漕したが、練習でのベストタイムは6分42秒。
一年後の新人戦でメダル獲得を目標として取り組む方針を計画中。そのためには無風で6分切りを達成する必要あり。この一年間で40秒以上短縮する必要がある。
非常に難しい取り組みとなるが、ライバル一橋大は実現している訳であり、その実現に向けてこちらも本気で必死に取り組んで行こう。
頑張ろう、東大!