Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Skinnyオールの感触:

漕ぎ始めた時には、特に大きな差は感じなかったが、キャッチ練習をした際に、キャッチからのレッグドライブに対し、シャフトが良くしなる事を体感した。
12分のライトパドルでは、序盤、エントリーのタイミングが合わなかったが、キャッチが多少ずれても、シャフトのしなりが、その誤差を吸収してくれるため、キャッチドライブが相対的に速いおやじへの負担が減免されて漕ぎやすかった。
また、ドライブ中のシャフトのしなりがフィニッシュのドライブ終盤でバネが良く効いて、フィニッシュの加速・艇の加速に反映されたと感じた。
あと、整調のおやじは余り感じなかったが、先頭で風を切るバウペアは、細いシャフトの効果で空気抵抗が小さく、漕ぎやすかったとの事。
また、インサイドハンドが細い新型ハンドルについても、フェザーワークなどハンドリングしやすかったという声が多かった。
ということで、8名中6名はこの新しいオールが漕ぎやすく、艇速改善にも寄与しているという評価だった。2名については、キャッチでのブレード固定感が今一だったとの評価だった。恐らくこれは前述したB-side側の漕技の問題による影響と思われる。
おやじの結論としては、漕力の衰えた中年以上のマスターズクルーの場合は、適度にしなり、フィニッシュ字にバネ(しなりの戻り)が良く効くSkinnyオールは艇速や乗艇のパフォーマンス改善に寄与すると思う。
今日は風が穏やかだったので、確定的な事は言えないが、空気抵抗減による艇速改善およびハンドリングしやすさの改善は良い点だと思う。
下の写真は、オールラックを整理しなおし、Skinnyオール8本をラックに入れたもの。
もう満杯状態だが、何とか入った。