Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

疲労困憊した状態でも正確なブレードワークを

今日は、新人にとって1モーションで22kmを漕ぐという初体験だった。しかし、エイト乗艇という事、メニューもUT中心という軽負荷のトレーニングだったので、新人諸君もバテバテという雰囲気ではなかった。
それでも2.5kmの並漕の途中で相手に抜かれそうになったり、疲れてきたときにシートレンジが短くなったり、ブレードワークが乱れる状態が散見された。
揚艇後のMTGで、全ての漕手に一人ずつ感想を述べて貰ったが、「疲れた時にブレードワークが乱れたが、今後は精神力で最後まで正確なブレードワークを続けたい」と言った新人がいた。しかし、ボート競技の実際は、このような精神力云々の世界ではない。疲労困憊して体力的にヘロヘロの状態になっても体の動きやブレードワークは、元気いっぱいの状態の時と同様の正確さをもって動作する必要があり、そうなるようにトレーニングする必要のあるスポーツなのである。
それ故、ボートではMileage makes championsなのである。
新人諸君も将来の日本一を目指して、正しく正確なブレードワークで沢山漕いで力を身に着けて欲しい。
以上