Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

上級コーチ講習会後にLSD漕

oyajisculler2011-11-20

今日は公認上級コーチ養成講習会の3日目(最終日)。初日、二日目と出席していたボート関係者と夕刻の懇親会に参加し、タップリ飲んだため、今日は朝からやや飲み疲れの感あり。上級コーチ講習会の参加者は、水泳関係者3割、ボート関係者2割と言った感じ。(水泳とボートがやたらと多い)残りはバレーボールとハンドボールが多かった。水泳関係者は比較的若い人が多く、20才台の若手もいた様だ。ボート関係者は相対的に年齢が高めで平均40才台と言った感じ。
水泳は、スイミングスクールに勤めるプロコーチばかり。スイミングクラブが事業として成立し、コーチ業が生業として成り立っているスポーツとしてあるべき姿だ。ボートもローイングクラブが事業として成り立つ様になれば、プロコーチも増えると思われる。巻頭の写真は講習会会場の一齣。出席者が揃う前の朝に撮影したので閑散としているが、講習会はほぼ全員出席の満席だった。
参加者の殆どは、トップアスリート出身の指導者ばかりであり、異業種交流で彼らの現場の情報は、なかなか新鮮なモノが多く、いくつかはボートでも使える有効な情報だった。例えば:

  1. 女子選手の月経(生理)は強みと思え!(水泳):月経時はある意味興奮状態にあり、選手によっては平常時よりパフォーマンスが向上する事例もある。ダメだと思わせないのがコーチの仕事だ。そんな事を悩んでいるからボートはレベルが低いんじゃないの?と辛口のアドバイスを頂いた。
  2. 本番でベストを出させる為にジュニア選手には、魔法をかけよ(水泳):レース前のコーチの言葉掛け次第でジュニア選手は魔法にかけられた様に凄いパフォーマンスが出ることあり。
  3. レーニング直後に特性ジュースで疲労回復(水泳):100%オレンジジュース+はちみつ+ヨーグルトのシェイクジュースが効果ありと。
  4. 選手カルテを使って一貫育成(バレーボール):ジュニア期からの選手一人一人のカルテを作成し、中学→高校→大学→社会人と環境が変わっても選手が自分のカルテを持ち回る事で、次のコーチの参考情報とし、一貫育成に役立てる。

などなど。
共通科目の講習会は3日間と短いものであったが、なかなか内容の濃い講習会だった。
共通科目は、試験の代わりにレポート提出となっている。A4:5枚程度で纏め、1月末必着で提出せよとの事。講習会で学んだ内容を忘れぬ内に纏めて作成・提出してしまおうと思う。