Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今回の東北関東巨大地震の特徴:

今回の巨大地震の特徴として、3つ挙げらえると思う。

  1. 揺れ方が、横揺れ。
  2. 揺れ方向は南北方向であった。
  3. 揺れの持続時間が長かった。

地震当時に品川の本社ビルの18階にいた。オフィスには、引出式のキャビネットが数か所に置いてあったが、倒れたのは、引出が南北方向に向いているキャビネットのみ倒れ、東西方向に向いていた引出式キャビネは倒れなかった事。また、横スライド式の書棚があるが、おやじのオフィスは、この横スライドのレールが南北方向であり、書棚が大きく南北に滑ってスライドしていたのを目撃した。
また、おやじの自宅では、殆ど地震の被害は無かったのだが、唯一の被害は、子供部屋の棚が南方向を向いており、ここに陳列してあった子供のガンダム模型が机上に落ちたこと。
以上により、今回の地震は南北方向の横揺れ型の地震であったと思われる。
また、地震の余波時に戸田コースの水面に発生した波を見たというJ2のT塚氏の証言に拠れば、地震で発生した波は横波(南北方向)であり、発生した波が両岸に”タップン”と乗り上げたとの事。もしこれが戸田コースの縦方向である東西に揺れる地震だったら、揺れによる波はコース方向を走る大きな波となり、それこそ津波のような形でスタート地点の施設や、国立艇庫の船台を襲い、施設に甚大な被害を与えていた可能性がある。
尚、戸田の各大学艇庫では、艇が落下するなどの被害はあまり無かった様だが、良く考えると戸田の艇庫軍は南北方向に建てられているモノが殆ど。即ち艇は南北方向に保管されており、南北方向の揺れに対しては安定した形で保管されていたので、被害があまり無かったのではなかろうか?もしこれが、東西方向の揺れだったら、アームから落ちた艇が多かったかも知れない。
待てよ、国立艇庫は東西方向の向きに建てられているので、南北方向の揺れに対しては、弱いはず。でも大きな被害が出たとは聞いていない。。。この程度の横揺れでは艇はアームから落ちないという事か???
以上