Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

HoA, 50歳代1Xで優勝したが。。。

oyajisculler2010-11-27

今日はHoA本番。いつもの様に午前中、10時前からHoAのコースブイ設置作業を実施。
今年は第5回だが、コースブイは毎年おやじ本人がモーターボートを運転してブイを設置している。約1時間の作業で、モーターを運転して同乗するブイ投入作業者に指示を出すだけなのだが、これが結構疲れる。揺れる舟の上での作業は、陸上と違って足腰に負担が掛かるようだ。
11時には作業を終えて、艇庫に戻り、自分のレース(M1X:50歳以上)の準備をした。
今年のHoAはエントリー数が多く、200名を超え、過去最多。特にシングルスカルのエントリーが多い。おやじのボート仲間、沼津の狩野じいさんも初参戦頂いた。
さて、今年のおやじの最大の関心事は、U23世界大会:LW1Xで銀メダル、アジア大会:LW2Xで銀メダル(整調)のF本選手にタイムで勝つこと。昨年のHoAでは17秒差を付けられてタイムで負けてしまった。その際のHoA表象式兼懇親会で、「来年はガチンコ勝負だ!」とお互いに勝負を誓った。
今年は、つい先週まで世界選手権・アジア大会遠征で日本に帰ってきたばかりで、HoAに参戦してくれるのかな?と心配していた。しかし、スタート地点で待っていると、F本選手が到着。ちゃんと果し合いの約束を守ってくれた。遠征帰りで疲れている中ではあるが、約束事をキチンと守るその心構え、Oarsman(Oarswoman?)としての鑑である。「素晴らしい」
さて、今日は下げ潮で順流ではあるが、東の風が2〜3mほど吹いており、生憎の逆風。流れと風が喧嘩する状態で、水面は風浪が発達してチャプチャプしていた。こういうコンディションは技量の差がハッキリと出る状況。逆風でおやじにとっても辛いコンディションではあるが軽量級女子のF本選手に勝つには絶好のコンディションでもある。
さて、スタート。序盤は2000mレースと同様に無酸素運動ではシッカリ飛ばす。おやじとF本選手の発艇タイム差は1分40秒(の予定)。スタート直後の彼女との距離は頭にInput。逆風だし、水面がチャプチャプしてなかなか厳しいコンディションだが、SR26程度をキープし、水中を確り押しつつ、漕ぎ進める。笹目橋を過ぎると、更に水面が波立ち、漕ぎにくくなってきた。


後続を見るとF本選手にやや差を広げた様に見えた。(距離が離れすぎていたので錯覚だった模様)その後、大学生スカラーを何人か追い越しつつ、戸田橋へ向かう。F本選手との差を気にしつつ、ラスト500mで徐々にペースを上げた。笹目では離したと思った艇差が、何故かここでは若干詰められた様に見えた???(後で分かった事だが、中盤以降、詰められた模様)
厳しいコンディションではあったが、それなりに追い込めたと思う。川のレースであり、こういうコンディションのレースもHead Raceならではの醍醐味である。