Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

決勝レース;

レースの35分前頃に岸を蹴って漕ぎだす。ふと見ると、さっきまで斜め順風だった風が、斜め逆風に変わっていた。この風では良いタイムは望めないが、ラフコンにはならない。逆風の方がバランスが安定して漕ぎやすし、単純な体力勝負に持ち込めるので良いと思った。
日差しはギラギラ、蒸し暑い。Tシャツを脱いでローイングスーツ一枚でレースに臨むことにした。さて、スタート:
予定した戦術の通り、横を漕ぐライバル達は無視して、ひたすら自分の漕ぎに集中する。水面もフラットで漕ぎやすく、フォワードでリラックスしたイメージ通りの漕ぎでドンドン進む。アッと言う間に500mのランドマークを過ぎた。この辺りでライバルのO氏が1艇身程度の差で横にいる気配がした。「これは7秒以内でついて行けるぞ」と自分に言い聞かせ、後半を頑張る。残り250m付近で、ちらりと後続との差を確認する。3番手を漕ぐY田氏(昨年2位)とは水が空き、ほぼおやじの2位は略確定。後はO氏との7秒差の勝負のみ。ラストを徐々にレートを上げるも、横に競り合う相手がいないので、何となく気合いが入らず、追い込みきれない。先行するO氏のゴールブザー音がした後、7秒差以内かどうか微妙なところでおやじもゴールイン。Y田氏が同じく7秒程遅れてゴールするのを確認。優勝は出来なかったが、昨年の4位から1年間、良くトレーニングしたと思い返す。概ね実力は出せたと、まずまず満足。
後で後でスピードコーチに記録されたレース中の10ストローク毎のレートをチェックしたところ以下の通り。(今回は本番レースに向けてスピードコーチのインペラーを外したため、艇速は計測出来なかった)軽い斜め逆風の中でのレートとしては、よく頑張ったと言える。しいて言えば、後半、特にラスト250mはもう少しレートを頑張りたかったところ。

  1. SR43.5
  2. SR41
  3. SR35
  4. SR34.5
  5. SR34
  6. SR34.5
  7. SR34
  8. SR34
  9. SR34
  10. SR33.5
  11. SR32
  12. SR32.5
  13. SR32.5
  14. SR33.5