Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

60分漕の結果は、92%負荷レベル;

練習でロングを漕ぐ時には、いつもはW.Upを兼ねてユックリ入ることが多いが、今日はトップスピードに近いペースで20秒程頑張ってからUTペースに入った。
狙いは、実際のレースに近い状況で練習すること。また、20秒程度であればATP-CP系の無酸素運動10"+ 乳酸系無酸素運動10"程度であり、心拍数は上がるが体に大きな疲労が出ない範囲の運動時間。従い、その後のUTペースに支障を来さない筈。ダメージが残らないのであれば、最初にペースを稼いでおいた方がトータルでのペースアップに繋がる。また、60分という長い運動時間であれば、途中でAPT-CPの回復並びに乳酸の解消も出来るので、最初に飛ばしてもラストスパートには殆ど影響しないと考えた。
さて、結果の方は、最初に飛ばして高めのペースから入り、徐々に落として6分経過時で1'59"前後のペースになった。その後はSR21(DF136)で1'59"〜2'00"のペースで漕いだ。(Projected Distanceを表示させて15,100mをキープする様に漕いだ。)
脱水症状にならぬように、途中で2回程給水しながら漕いだ。これまではエルゴのロングを漕ぐときには給水無しで漕いでいたが、終盤に脹脛が攣るケースが多かった。今日は給水したので脚が攣ることはなかった。やはり給水は必要である。
ラスト5分から徐々にペースを上げて、最後の1分は1'50"を切るペースでスパートまで入れて終了。記録は15,167m, Ave.1'58"7/500mで目標の90%負荷以上をキープした。今回の負荷レベルを計算すると;
(1'58"7/1'55"4)^(-3) = 0.919。即ち、約92%負荷レベルで漕いだことになる。
乗艇練習で92%負荷レベルをキープするのは結構大変だが、エルゴの場合は風や波などの外乱要因、そしてバランスやブレードワーク等のテクニック上の問題も無いので、相対的に高い負荷レベルでトレーニングできるメリットがある。今後も強風ラフコン時の代替練習、及びシーズン中のレースペース向上に向けたパワートレーニング(250m漕の短漕レペティション等)活用しようと思う。
以上