Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Mould-20の船型特徴:

下の図はSykes社1X艇のカタログから抜粋した同社の1X船型プロファイルの比較図。

上段のMould-19は先月まで自艇として乗っていた艇で物凄く細長い艇。これに対し最下段がMould-20。図を見ても良く分かるが船首と船尾が浅く船体中央部が深くなっている。要するにキールラインのキャンバーが大きく、船体の浮力がローイングスペース周りに集中していることが良く分かる。戸田でよく見かけるSykes艇は中段のMould-26で、丁度19と20の中間的な船型となっている。
絵で見ても分かり難いかもしれないので、写真で見比べると以下の通り。上の写真は1X艇として一般的な船型のFilippi艇。これに対し下の写真はmould-20の写真。上に書いたmould-20の船型特徴が良く分かると思う。
一般的な船型:
Mould-20: