まずワークハイトをチェックする。ハイトの基準点はシートの座面。いつもは座面中央の最下点を基準点として計測している。ここで問題となったのが、シート座面の形状。Jasmine号は桑野のＡ２艇。シートは桑野艇に標準となっている中国製。この中国製の座面は通常のシートに比べると、座面が非常に立体的な形状（端的に言うと彫が深い）になっており、いつも基準点としている座面中央が高く盛り上がっている。ここから計るべきか悩んだが、他に基準となるようなポイントもないので、いつもどおり計測。おやじのリギング（B/S=18.9/16.7cm)を確保する為に、リガー取り付け穴の位置を付け直した。その後、スパン：157cm, ブッシュ角：３度、ストレッチャー位置：PTH=30cmに調整。最後にオールをOutboard：200.5cm, Inboard：85.0cm（全長285.5cm)に調整してリギング完了。
