Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々の12km漕:

冷えた体でスピードトレーニングはトレーニング効率が悪いを判断し、12km漕を実施した。ただ、今週末はお花見レガッタの1000mレースがあるので、フォワードだけはパドル並みに速くして、高めのレートで漕ぐことにした。ここ半月ほどの1X乗艇練習ではパドル練習を主体にやっていたので、速いフォワードの動きに体が慣れたこともあり、今日の12km漕は割と楽にレートを上げることが出来た。暗くてストロークコーチの表示は見えなかったが、恐らくSR27前後で漕いでいたと思う。漕ぐ上で留意したのは、水中はブレード一枚をキープして「ブレードを水の中で泳がせる」様なイメージで押し、フォワードは素早く「パッ」と出すイメージ。フォワードを素早く出すためには、フィニッシュの押切りをブレードを確り一枚キープした上でグッとブレードに体重を載せる様にして押切り、その反動でスッと素早くハンズアウェーを出す様にすると自然に速くフォワードを出せる様だ。(逆を言えば、フィニッシュでブレードに体重が乗っていない状態でバックスイングを大きく取ると、フォワードへの切り替えしを全て自力で行う必要があり、無駄な力が必要となると同時に、フォワード時間が余計に掛かるということ)
1500mコースを4周した12kmのタイムは56分54秒(昨年6月に出したベストタイムと同じ)で、今年初めて57分を切ることが出来た。半月程、パドルの短漕練習ばかりやっていたが、フォワードの動きが素早くなった分レートが上がって、12km漕のタイムが向上した様だ。やはりボートはロングとショートインターバルを交互にやると効果が上がる様だ。