Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

(3)オールの前傾角(ブレードピッチ)

  1. 測定方法:ブレードを下向きにし、ブレード先端から5cm程度のところに、水平な板をオールの中心線に対して垂直に置き、スリーブのクラッチ接触部(ツバの先、ブレード側)の傾きを測る。ブレードが浮き上がる方向の角度を正、切れ込む方向の角度を負のブレードピッチとする。角度の正負を間違わないこと。
  2. 目的:後述のクラッチ前傾角を参照のこと。
  3. 調整方法:ブレードピッチが3度以上ある場合は、スリーブを付け直す必要がある。但し、手間がかかるので、新人トレーニング時には、適当なブレードピッチのオールと交換する。2度以下であれば、クラッチのブッシュ角で調整する。
  4. 標準値:0°(±2程度までなら許容)