Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

W大の新エイト、Vespoli V1を見学:

4月16日の早慶戦の招待レースで東商OBエイトレースが隅田川(1000m)で行われる。おやじはT大OBとして出漕する。丁度東商戦OBエイト2000mレースの前哨戦となる。さて、この隅田川のレースでW大の主務やOB幹事長さんにお世話になっているが、W大が隅田川でのレース用としてVespoliの新船型V1を購入したと聞き、早速見学させて貰った。下の写真がこの新艇。ラフコンの隅田川対策として英国Carl Douglas社製のAeRoWingリガーCarl Douglas Racing Shells Home : Carl Douglas Racing Shellsを装備すべく発注したが、若干トラブルがあり、リガーの到着が遅れて未だ本艇を漕いでいないということだ。来週にはリガーが到着し、この新艇で練習するということだ。来週の日曜辺り、荒川ですれ違うかも知れない。

さて、このVespoli V1船型、Vespoli社のHPhttps://www.vespoli.com/content/view/232/150/によれば、ヨットレースの2003年アメリカスカップ優勝艇Alinghiの船型開発を担当したチーフデザイナーが最先端のコンピューター解析で開発した新船型で、Empacher, Hudson等のライバル艇より1艇身以上速く、しかもバランス安定性が良いということだ。漕手平均体重に応じて、S, M, L, XLの4つのサイズがあり、各々最適化された船型となっているそうだ。W大のV1船型は漕手平均体重75kgということなので、恐らくMだと思う。W大の艇庫で見ると下に置かれていたEmpacher K84と略同じ長さだったので全長16.8〜16.9mといったところか?隅田川のラフコン対策を目的として購入したという話だが、舳先のトップボール位置がEmpacher艇に比べると低めなのが少々気になったが、実際に浮かべてみれば、水面より遥かに上にあるのかも知れない。
早く実際に漕いでいるところを見たい。