Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

昨日の日ボコーチセミナーの要点をT大コーチに説明:

昼飯を食べた後で、昨日のコーチセミナーの要点をT大コーチ2名に説明した。尚、ローイングスタイルについてはジャンニの教えるイタリア漕法(①ドライブの序盤は腰を全く使わずに脚だけでドライブすること、②Sweepでも上体の捻転を使わず、上体センターに固執する)は、T大が現在狙っているカナダや米国ナショナルクルーの漕法(①ドライブ前半から腰も使い、脚のドライブを長く使う、②上体を捻転を積極的に使い(上体をややインサイドに傾斜)キャッチではS-sideとB-sideの頭が左右に分かれる=英国人Mike Spracklenの影響大)とスタイルが異なる。どちらが優れているという事はないのだが、最近のエイトの戦績から見るとカナダや米国の漕法の方が、エイトでは良い成績を挙げている。おやじ自身も短い脚のドライブレンジをロスしない様にキャッチから腰を使い、また、上体の捻転を使って漕いでいるので、ローイングスタイルについてはジャンニの啓蒙するイタリア漕法に変えるつもりは無い。第一、キャッチで上体を無理やりセンターに保つためにアウトサイドの肩を下げてキャッチレンジを稼ごうというのは、見ていて不自然だし、美しくない。おやじのRowing美学に反する。まあ、しかしジャンニ個人は好きだ。