Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

HoS 1Xレース:

エントリーNo.230のおやじは40代1Xに出漕。40代のエントリーは4名。出漕者名簿で確認したところ、強敵は一昨年優勝、昨年2位の瀬田漕艇クラブのY氏。毎年マシンローイング大会の40代で1位(軽量級で6'45")を取っているツワモノである。おやじのエルゴの現状実力は7'10"程度か?但し、体重80kg。ということでエルゴの力では完全に負けているが、実際の乗艇のスピードでは負けたくない。10月29日のログに記載したがおやじの計算によると、おやじの現状実力は達成確実なところで35'50", 希望的感触で34'50"であり、彼の昨年までのHoSレース記録と略同等である。さて、本番レースである。岸蹴り時は気温が低め、少し風が吹いているのでランニングシャツの下に長袖シャツを着ていたが、日が出てポカポカしており、既にレースを終えたスカラーを見ると大汗をかいているので、長袖シャツを脱いでランニングシャツ1枚で漕ぐことにした。ライバルのY氏はNo.232、私の40"後のスタートである。さあ、スタート(ヘッドレースはランニングスタート)予め決めていたSR25でリズム良く漕ぐことに徹する。後方の232番が近づかない様に時折気にしながら漕ぐ。往路は順風順流でスイスイ進んで行く、折り返しまでに30代2名を抜き、もうひとりが折り返しで並ぶ。競漕意識の塊と化したおやじは、折り返し持ちタイム2分を有効に使えば良いものを、折り返しで並んだスカラーが早々に折り返すのを見ると、誘われる様にろくに休憩も取らずに飛び出してしまう。(失敗その1)先ずは3人目を抜こうとドンドン進む内にコース取りを忘れてしまい、カーブで膨らんで、抜こうとするスカラーとチャンバラ寸前になる。自分が膨らんでいるのをここで気付き、針路修正。3人目を抜く。その後は暫く独漕するが、逆風が吹いて結構キツクなってきた。後方の232番を確認しようとするも視界に入って来ない。ひょっとしたらおやじのスピードについて来れないのかと思う。(あー勘違い、失敗その2)実は彼は何度もこのレースに出たHoSの熟練者で折り返しで2分ギリギリまで休んでいたので、ここで艇差がついただけ。前を抜くことに集中しているおやじはこれに気付かなかった。さて、少し安心してしまったおやじはSR25をキープしつつも時折、24.5まで落ちて中だるみが伺える。ここで頑張ろうと踏ん張り直そうと思ったところで、30代より前にスタートしていた中学生スカラーがポロポロと落ちて来て簡単に抜き去る。しかし、運の悪いことに京滋バイパス橋の下で疲れきった中学生が、なんと中央付近で止まっており、おやじの針路を妨害。これで止まるは、針路を大きく反らすは、ハンデーを背負ってしまった。その後は、中学生や30代のスカラーをチラホラ抜き去りながら、コース取りを考えて冷静に漕ぎ、最後の唐橋を過ぎてからはレートを上げてゴールイン。(最後は結構追い込んだ)ライバルのY氏が中々入って来ないのを確認してテッキリ勝てたものと思い込み意気揚揚と上がって来た時の一コマが下の写真。