Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今日はDPS意識して低めレートで12km漕:

今日もゲートが開いて2000mコース。全くの無風で、先週に続き絶好のコンディションだった。先週のログに書いた通り、今日はレートを少し低めにして、水中強度を重視して漕いだ。ところどころ街灯の明かりがあるところでストロークコーチの表示をチェックしたが、21.5〜22のSRで漕いだ。DPSを重視し、レートは自然に出たところ、と言う感じで漕いだ。いつもの様にラスト500mはレートを上げ、特に最後の300mはラストスパートのシミュレーションも入れた。タイムは57分28秒。先週より20秒弱タイムが改善した。今度の日曜日は戸田ロングレース。先週及び今週の結果を踏まえ、往路は水中重視の低めレート(SR25〜26)で漕ぎ、復路は高めのレート(SR26)で漕ごうと思う。

艇リギングの基本:

12km漕を終えて艇庫に上がると、T大のJr選手が1X艇のリギング調整をしていた。まだ初級者でもあり、1X艇をリギングする上での基本を伝えた。:

  1. 先ず艇を水平に置く。艇の長さ方向及び横方向共に水平に置く。下が水平な場所で行うと水平を出しやすい。水準器があると水平を確認しやすい。(艇庫内や艇庫前のコンクリート地面は、通常、水掃けをよくするために少し傾斜があるところが多い。こういう場合は馬と艇の間に毛布をはさんだりして水平に置く。)
  2. 艇を水平に置いてしまえば、クラッチ軸は鉛直にすれば良い訳で、目視で十分に確認できる。
  3. エンパッハのアングルメーターは、アルミの板金加工品。使いやすいのだが、実は計測精度が悪い。特に工具箱に投げ込む様に保管している場合は板が曲がったりして計測精度が悪化する。上記の通り、艇を水平におけば、目視チェックの方がずっと精度が高い。(人間の目は、水平・鉛直の見分けに関しては非常に精度が高い)
  4. 1X艇のデッキはレール下のウェッジを省略する(重量軽減)ためにデッキ自体が傾斜している。これを知らずにデッキを基準面にしてクラッチ軸の前後傾をチェックする間抜けなスカラーをよく見かける。デッキではなくガンネル(ガンネルが水平でない場合は船底)を基準にすること。

以上