Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ラフコン対策:新リガーに交換

oyajisculler2006-05-03

おやじの自艇SHOHNAN号は1993年に購入したSykes製。少し古い形式のリガーでフロントステーもダブルパイプになっている。波が無いときは問題ないが、波が出てくるとフロントステーに波頭が当たってパシャっと飛沫がストレッチャー廻りに入ってくる問題があった。特に昨年長沼で漕いだ時は酷いラフコンでローイングスペースが完全に没水してしまった。(下の写真は昨年長沼で撮影したもの)

今年の社会人選手権は長沼で開催されることもあり、ラフコン対策用として新しいリガーをSykesに注文した。4月末にこれが届いたので、本日、リガーを新しいものに交換した。巻頭の写真がこのリガー。最近のSykes製3-Stayリガーは全てこのタイプになっており、リガーだけ新しいものに交換したということ。

漕いだ感触は上々:

スパン(158cm)とワークハイト(S:160mm, B:180mm, ハイト差20mm)をこれまでと同じ数値にリギング調整し、早速漕いで見た。リガーを交換した感触では新しいリガーの方が剛性が確りしている様に感じた。(Tention Armが効いているということか?)おやじはバックステーなしで漕いでいる。バックステーを取り付けても良いが、持ち運びがやり難くなるので、このままバックステーなしで漕ごうと思う。Carl DouglasのAeRoWingスカルリガーもバックステー不要とのことだし、大丈夫だろう。
コースを漕いでいる途中で、エイトやフォア等とすれ違う際に曳き波を少し食らったが、艇内に全く飛沫は入らなかった。リガー廻りのラフコン対策はこれで十分だろうと思う。

明日の戸田レガッタに向けて少し練習:

明日の戸田レガッタに向けてスタート練習とレースペースの練習を少しやってみた。リガーを変えたが、リギングは前と同じに設定したので、問題なし。
最近改めて気付いたことだが、スカルは左右各々の腕でオールをコントロールする必要があり、腕1本でパワーとコントロールの両方を同時に行う必要があり難しい。(Sweepの場合は、アウトサイドがPower、インサイドがフェザーやスクウェアリングのコントロールと、役割分担が出来ていて不器用なおやじでもコントロールしやすい)低レート時はFWDに余裕があり問題ないのだが、高レートになるとクイックな動きが必要となり、どうしても上体が力んで滑らかな動きが出来なくなる。リラックスできないから早く疲れる。漕ぎこみが足りないのでこうなる訳だが、脚に意識を集中し、キャッチを脚で掴もうとすると上体がリラックスできる様だ。上体がリラックスできるとバランスも安定し、ブレードワークも良くなるという好循環となる。
明日は午前中(予選)は北北西の風、午後(敗復)は南南西の風ということなので、午前中コンディションの良い予選で確り漕いで3分50秒台前半を狙いたい。コンスタントは無理にレートを上げずに、SR30程度で1本1本脚に意識を集中して確りと押し、正確なブレードワークに心掛けたいと思う。尚、スパートしないとタイムが出ないので、ラスト250mからレートアップしてみようと思う。
以上