Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

23年ぶりに、荒川でエイト並漕練習

oyajisculler2005-12-04

荒川で、23年ぶりにエイトで並漕練習が出来た。いい練習になった。
今日は、寒気が本州を覆い、曇りの天気で気温は5℃程度。この中を荒川に出艇した。気温は低いが風が穏やかなので、漕ぎ手にとっては丁度良い練習環境だった。(しかし、止まって体が冷えると寒い)

本日の練習メニュー:

  1. W.UP.+キャッチ・フィニッシュの技術練習
  2. 競艇場横辺りから秋が瀬までライトパドル2分とライトワーク2分のインターバル(大曲まではSR21のLP。大曲の先から2分の間に30秒おきに2枚上げ下げの変化も付けた)
  3. 折り返してパドルアップ、静止スタート練習、パドル20本(SR32)*2セット
  4. 2000mシミュレーションの7分漕(静止〜コンスタントSR31以上〜ラスト1分を20秒毎に2枚上げし、SR37まで):これをLBRCのPOTOMACクルーと光クルーの2杯で並べた。
  5. 笹目橋から戸田橋上の高圧線までライトパドル2分のインターバル

今日のPOTOMACクルーの調子:

往路のライトパドルはSR21については、フィニッシュに向けて加速する感じがあったが、後半の2枚上げ下げの変化をつけると、ややメリハリが出なかった感あり。バランスも今一だった。折り返してパドルについては、先週より良い感じが出た。ただ、パドルの後半、S-sideに傾く傾向があった。この点についてはS-sideのワークハイトを一部調整して対処したい。(止まっている状態でも少し、S-sideに傾く傾向あり)

7分漕の並漕の情況:

パドル練習を終え、大曲に挿しかかったところで、遅れて出艇した光クルーが到着。彼らの静止スタート練習を待って並べた。並漕は静止からパドル7分漕。各々のクルーの針路目標を双方のCOXが確認した後、Attention Go! こちらのPOTOMACクルーは所謂チャンクルーであり、少なくとも3艇身位の差を付ける必要ありと、おやじは勝手に判断。最初、1分間位は若干こちらが出るが、大きな差が付かないまま並んでいた。「光の連中、なかなかやるな!」と思いながら1分過ぎる。この辺りで、わが方はSR32のコンスタントに落ち着き、概ねいい感じで艇が進む。気がつくと1分半辺りで差がつき始める。ここでCOXに向かって、「ドンドン引き離すぞ!」と整調のおやじから要求。ハーフの3分半辺りで2艇身程度の差が付き、完全に水が空く。レートは概ねSR31で安定。いつもだと、5分辺りでレンジが切れてシャカシャカしだすが、今日は並べているので最後まで水中が確りしていた。(少し、S-sideが下がる傾向があるが。。。)ラスト1分は20秒毎に2枚上げ。今日はSR37まで良い感じで上がった。やはり並べて練習すると緊張感が保て、良い練習になる。最後はかなり大きな差がついた。(6艇身位離れた様に見えた。)次回並べる時は、2艇身程度のハンディーを付けた方が良さそうだ。「光クルーの皆さん、次回も宜しくお願いします。」

荒川での舵手無し艇の練習について:

今日、LBRCエイトが岸蹴りをすると、HS大の2-と2Xが合計4杯、後方から迫ってきた。岸蹴りしたばかりで川の右端寄りをフォアワークで漕いでいると、2−艇が左右から挟む様に迫ってくる。当たりそうになって危ないので、注意を喚起すると、何だか不満そうな表情が伺える。この情況が2分間ほど続くと、2−クルーから、「並べているんです」とのこと。おやじの記憶では、戸田の大学ボート部の間で、荒川では舵手無し艇を出す時はモーターを付けるとの紳士協定がある筈。已む無いとしても、横に広がって舵手無し艇どうしで並べるのは危ない。しかも右側通行を遵守せず、逆コースを堂々と漕いでいた。(笹目橋を通過する際には、上りにも拘わらず、東京側の橋桁に衝突しそうな程、東京側を漕いでいた。)どうなっているのか?
やむを得ぬ事情で、舵手無し艇単独で荒川に出艇せざるを得ないのであれば、MY生命のスカル軍団の様に、並べず、縦列で漕ぐべきだ。縦列にすれば正面衝突の確立を下げることが出来る。大曲で丁度HS大のコーチの乗ったモーターがいたので、下記2点について注意を喚起しておいた。

  1. 右側通行を遵守すること。
  2. 荒川で舵手無し艇どうしで並べるのは危ないので止めるべき。

今後の改善を期待したい。
以上