Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝乗艇:

今朝も軽量級エイトとオープンエイトはハンデ付きで並漕練習を荒川で実施。
このところ、T正大カヌー部の乗艇練習と岸蹴り時刻が被っており、互いに曳波を受ける状況になっているが、ポンドでの乗艇を考えればマシだ。
W.Up後、大曲から上流に向けてレートバリエーション式の2000m漕を2杯で並べた。ハンデは2L。
大曲から上流に向けて2000m漕ぐと、秋が瀬鉄橋下流のカーブに掛る。軽量級クルーの方が速いので、オープンエイトをインカーブ、軽量級クルーをアウトカーブに配置した。
このメニューは通常、ランニングから入るが、今朝は並漕のため、静止スタート5本付きとした。この方が過大としているスタートダッシュの練習も兼ねる事が出来て良い。
無限の方が500m当りで3秒〜4秒速いので1500m付近で並び、4Qで無限が一気に前に出た。カーブで1L程度の差があるので、スタート時2L差で丁度良かった。

  1. スタート〜1000m: 無限:1'36.7/500m, SR29.5, 淡青:1'39.3/500m, SR30.7
  2. 1000m〜1500m: 無限:1'33.7/500m, SR32.4, 淡青:1'39.2/500m, SR31.8
  3. 1500m〜2000m: 無限:1'30.9/500m, SR35.6, 淡青:1'34.9/500m, SR36.1

2000mタイム:無限:Ave.1'34.4/500m, SR31.8, 2000mSS換算6'19.7, η89.9%
2000mタイム:淡青:Ave.1'38.1/500m, SR32.4, 2000mSS換算6'34.5, η85.1%

その後、秋が瀬まで上り、折り返し。
秋が瀬から下流に向けて6000m UT漕実施。今朝もハンデは20秒。
淡青クルーは2000m漕で疲れが出たか、6000m漕は昨日より艇速が落ちた。
これに対し、無限クルーは立ち上げから良く体を飛ばし、良く飛び出した。この結果、1500m程漕いだところで一気に淡青を差して前に出た。
少しレートが高くなったが、平均艇速1'45"/500m, SR21は、現時点でのこのクルーの最高艇速。
淡青の方は1'53.3/500m, SR20.3と振るわなかった。

今朝はほぼ無風のコンディションでしたが、無限はクルー編成以来、最も良い艇速が出せた。6km漕も含めて、スタートから確り飛ばす事が重要。
これまで、6km UTのスタート時は飛ばす意識が希薄で、徐々に加速して後半で良い艇速が出るような形だったが、これはNG.
今朝の様にスタートから飛ばす事こそ重要。

軽量級の無限クルーは、SR37程度がコンスタントレートであるべきと思う。今後のレースペーストレーニングでは、SR36〜37で1’30"/500mを少し切るペースを安定して出せる様に取り組んで行こう。

<写真>
 6時01分。2000m並漕。1500m付近。手前は無限。
 6時22分。6000m並漕。2700m通過付近。既に無限が大きく水を明けて前に出ている。
 6時27分。B-sideの有効レンジが短く、淡青は押し切りが甘いのでB-sideに恒常的に傾く傾向がある。(エルゴスコアの絶対値でもB-sideはS-sideより18秒負けている)

今後の取組フォーカスポイント:

  1. 良く合わせてバランスを安定させ、無駄な力みを取り、キャッチ前の高さをギリギリまで下げ、ロスの無いエントリー。キャッチから効かせる。
  2. 8人で体重移動をしっかりシンクロさせ、キャッチから体を飛ばして行く。
  3. 1 Qのスタートダッシュ力を改善する。500mTT一発でSS込みで1'24"を出せるスピード。

<動画>
軽量級8+: 無限
https://www.youtube.com/watch?v=JXnthT8HP3Q

オープン8+:淡青
https://www.youtube.com/watch?v=Xev1Bh0eX_g

M1X N田
https://www.youtube.com/watch?v=Qtf46Sdumb8

W2X
https://www.youtube.com/watch?v=0MvSKeXxdvA