新クルー編成での荒川乗艇

oyajisculler2016-12-07

久保杯後、付きフォアクルーの内、6名は無しペアへ、これまでスカルを漕いできた者の内、6名を付きフォアへ回して新たにクルーを編成。
ジュニアは5名全員がシングルスカル。

無しペアとジュニアスカルは、未だ小艇に慣れていなので、今週の平日早朝3回はポンド出艇で、週末の荒川乗艇に備える。

ということで、今朝、荒川に出艇したのは、付きフォア2杯と男子シングルスカル3艇。
今朝は付きフォア2杯に伴走して秋が瀬まで上った。
最近、大正大学のカヌー部が早朝に秋が瀬まで往復しており、今朝は付きフォアとカヌーが同時に上流に上る鉢合わせとなった。（少々やり難かった）

12月以降、3月までは全くの冬場で、対外レースは無いので、今回から付きフォアはスターンコックス艇に変えた。
使用艇は凌雲と飛雲。何れもスターンコックスながら元々は対校レース艇。

飛雲：C石田、S岡本、3相原、2服部、B新田
凌雲：C和泉、S山本、3田中、2清水、B日比谷

2クルーはエルゴスコアをほぼ同一となる様に編成。昨日のポンドでのCAL補正６ｋｍTTは、全く同じ艇速だった。

今朝は、往路は前半は飛雲に伴走。大曲から秋が瀬までは凌雲に伴走してコーチングした。
今朝は少し雲があったこともあり、秋が瀬に到着した6：15頃までは暗かった。
秋が瀬で折返し後、大曲までの2.5kmを2杯で並べた。
飛雲がインカーブだったこともあり、序盤は飛雲がリードしたが、カーブを抜けた辺りで凌雲が少し前に出た。
見た所、良く拮抗しているが、凌雲の艇速の方が若干優位に見えた。

大曲からは戸田橋へ向けて6000mTT SR18を実施。
2艇に大きな艇速差はないが、凌雲の方が進みが軽く見え、艇速も500m当り1.5秒程度凌雲の方が速かった。彩湖水門付近まで進むと、凌雲が水を明けてリード。飛雲は結局、一度もリード出来ずに終わった。

昨年主舵だったT畑の話では凌雲は非常に軽量で、飛雲は凄く重たいとのこと。
今朝は2クルーの水中のパフォーマンスには然程差が無かったにも関わらず、前述の差がついたので、艇の重量にどのていど差があるのか気になった。
そこで揚艇後に体重計2台を使って艇重量を計測（舳と船尾の2点（2名）で艇を持ち、総重量から持ち手の体重を引いて艇重量を算出）した。
この結果、凌雲は47kg台、飛雲は55kg台であることが分かった。即ち2艇には8kgもの重量差があった。
そこでまずは凌雲の方に4kg程度のdead weightを取り付けてみた。

明日以降、様子をみて、再度、艇重量を再計測しようと思う。

付きフォアの6kmTTで競艇場に差し掛かった辺りでモーターを止め、シングルスカル3艇の並べを見た。
S本とY岡は良く拮抗していたが、若干S本がリード。I崎は水を明けられて最下位だった。

＜写真＞
　6時15分。秋が瀬からの並べ開始。光量が足りないのでこの様に写真がピンボケとなる。秋が瀬の水温10℃。
　6時22分。秋が瀬から大曲に至るカーブ。アウトカーブの凌雲（手前）は飛雲（奥）に出られたが、この後追い付き、追い越した。
　6時32分。大曲から下り方向へ6000mTT(SR18)をスタート。大曲の水温は10℃。序盤から奥の凌雲が徐々にリード。手前の飛雲は一度もリード出来なかった。
　6時41分。笹目水門前付近の2杯。奥の凌雲が手前の飛雲を大きく引き離した。
　6時48分。漸く荒川に日の出。競艇場前の水温は12℃。冬場の日の出は非常に美しい。