Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

新ゴムボート(東大ゴム2号)

年末に届いた新ゴムボート。名前は東大ゴム2号。
これまでのゴムボート(通称1号、登録名称:Qちゃん)との違いはその船底構造。
1号は空気を抜いた時に、折りたたんでコンパクトにできるように船底がゴム底となっている。
ゴム底のキール部分には円筒形の空気袋があり、ここを膨らませてキールラインができるようになっている。しかし、所詮ゴム底であり、水面に波が出ると船底がバタバタして振動してビデオ撮影の邪魔になる。また、抵抗もそれなりに大きい問題あり。
そもそも、東大では荒川で毎日のように使用し、空気を抜いて折りたたむ事はないのでゴム底である必要は全く無い。H23年度に購入されたものだが、機種選考の間違いだったということ。
さて、ゴムボートの良いところは、アルミやFRPボートに比べて軽量で運搬しやすいということ。また、周囲が浮き輪となっているため、横安定性が良く転覆することは殆どないこと。また、救命艇として落水者の人命救助に当る際にも浮き輪がソフトであり、人命救助しやすい。
また、2人乗船であれば、抵抗も少なく、曳き波も小さいのでコーチ用伴走艇としては最良。
従来のビッグボートは大きく重過ぎるので曳き波が大きいことと、牽引車での運搬が大変。
という事で、2艇目のゴムボートを購入した。
東大ゴム2号は、従来のゴムボートの欠点であったゴム底をFRP構造に変えてあり、これにより推進抵抗が小さいこと、また、波切り性能(凌波性)が良いので今日の様なラフコンでも船体が酷く振動することもなく、比較的スイスイと波を切って進む。
アクセルを大きく開かずとも、ハーフスロットル程度でエイト伴走に十分な艇速が得られる。
今日はその波きり性能の良さを実感できた。


PS:
秋が瀬折り返し後の6時30分頃に明るくなり始めたので、土日のシートレースでは、6時30分頃1本目スタートとするため、5時55分頃岸けりが良い模様。
水温は、秋が瀬4℃、戸田橋9℃。即ち、戸田〜笹目間は概ね9℃

以上