Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

夕刻:対校チームの2000mエルゴTT

今日は月1回のエルゴ2000m計測。
対校漕手は17名いるが、怪我や風邪による体調不良などで、今日、トライアルに参加したのは11名。
この11名中、6名が自己ベストを更新した。特に2名は5秒更新の大躍進。ただ、二人とも先週の500m x 6で、今回の記録に相当するスコアを出していたので、出るべくして出たと言える。
さて、2000mエルゴ計測は平日の午後に行うパターンなので、これまで計測には立ち会っていなかった。
今回久しぶりに立ち会って気付いた事が幾つかあった。
即ち;
1)折角、自己申告カードに挑戦目標と必達目標を記述して持参しているにもかかわらず、自分の試技前に応援担当を指名せずに何となく試技に入っている。また、不特定多数の、”何となく雰囲気、気持ちだけ応援”をする事が慣例になっていることが分かった。ここでも選手の本気度、コミュニケーション力の無さが観察された。
2)対校選手が2000m計測を行うということで、試技選手の各々の目標タイムや応援希望も何も把握していない不特定多数のジュニアが、”雰囲気、気持ち任せの応援”でゾロゾロ入って応援していた。中には”○×秒キープしよう!いけるぞ!”とか、訳も分からず自己満足の応援をしていたのには驚かされた。
3)1組目の3名が上記の様な状況で、一人も自己ベスト更新できなかったこともあり、2組目からは選手1名に対して、応援主担当1名を指名し、スタート5分前までにマンツーマンで必達目標ペースの確認及び応援して欲しいポイントを応援者に伝えさせた。まあ、当たり前のことを当たり前にやらせただけのこと。また、不特定多数であるジュニアの応援は2組目からは遠慮して貰った。この結果、二組目4名は2名が自己ベスト更新。そして応援要領が徹底した3組目:4名は、全員が自己ベストを更新できた。
4)応援もやはり、事前の準備が大事である。また、無手勝流の挑戦目標ではなく、その試技で、絶対に出さねばならない&出る筈の”必達目標”をコミットさせて、応援者には、責任を持ってそれを達成させる様に応援する責務を持たせることが肝要である。”雰囲気、気持ちだけの無手勝流応援”では記録は出せない。ボートはそんなに薄っぺらい競技ではない。

 対校のエルゴ2000mTT
 自己ベストを5秒更新のN山

以上