Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1.漕艇部の理念と指導方針

1)理念(部則より):
漕艇競技は、自然を背景に行なう究極のチームスポーツである。その競技力の維持・向上には、身体能力・技術向上に向けての個人の不断の取り組みはもちろん、その活動を支える多数の関係者の協力を必要とする。そこでは、個人という枠を超えて、部全体を見渡しながら活動を行なうことのできる態度が求められる。当漕艇部は、その活動を大学教育の一環と位置付けた上で、漕艇競技を通じて心身を鍛え、自立と共存の精神に溢れた有為の人材を社会に送り出すことを理念とする。

2)目的(部則より):
1)項に定める理念実現のため、当漕艇部の目的として以下を定める。
a. 総合力を発揮して各年度の競技目標の実現を目指すこと
b. 漕艇競技を通じて、日本のみならず広く世界に人的交流を図ること
c. 日本における漕艇競技の先駆者としての自覚に基づき、同競技種目の普及・発展を図ること

3)ヘッドコーチとしての指導方針:
部則に定める理念及び目的実現のため、以下を指導方針とする。
(1) ボートというスポーツを大いに楽しんで好きになる。
(2) ボート競技で勝つために必要な「体・技・心」を鍛える。
(3) チームワークで目標達成に取り組む東大の伝統精神を学び継承する。
ヘッドコーチの頭や体は一つしかないので、大きな組織である漕艇部全体を同時に実地指導することは出来ない。従って、漕艇部を対校、ジュニア、新人、女子という4つのチームに分け、各々に専属コーチとアシスタントコーチを配し、これらの指導者と緊密に連携しながら、部全体を指導してゆく方針とする。
日頃からメールやサークルスクウェアなど、ネット上での情報交換を行うと同時に、月に一回、全体コーチ会議を開催し、情報・意見の交換と、種々議論の場とする。