Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

準決勝:寒さ対策不足で敗退

本降りの雨と気温低下は、予め天気予報で認識しており、ローイングスーツは準決勝と決勝用で2着用意した。
ただ、乗艇時の着衣はウィンドブレーカーを準備せず、ローイングスーツの下に長袖シャツ1枚を着ただけだった。あれ?これで大丈夫か?と思った。ここでウィンドブレーカーを着させれば良かった。
ウォームアップは途中まで順調に経過。但し、発艇17分ほど前にレース通過を回避し、550m地点付近で回送レーンに退避。折からの北風で南側の岸に寄せられた。ここから慎重に岸から離れれば良かったのだが、岸に近いままS-side漕ぎで回そうとしたところ、少し浮き出ていたレーンブイ張り用のワイヤーにフィンを引っ掛けて”ガリガリ”っとやってしまった。バックローしてワイヤーを外した。ここで1分ほど時間ロスしたが、コックスが少し動転してしまい。まだスタートまで15分以上あるのに500m地点からスタート方向へ入ってしまった。ここからスタートまで、殆ど体を動かす事が出来なくなり、すっかり体が冷えてしまった。
前のレースが出てから直ぐに自レーンに入り、スタート練習を一回やったが、僅か150m程度漕いだだけで体を温めるまでには至らなかった。ウィンドブレーカーかセーターを着ていれば冷え切ることはなかったと思うが、後の祭り。
この冷え切った状態でレース発艇。
1Qは良く飛ばして1位通過したが、2Qに入ると冷えた体で一気に動きが硬くなり、徐々に失速していった。伴走しながら見ていてもバウフォアはハーフスライドまでレンジが切れていた。
この結果、日体大に抜かれて3着となり、決勝を逃した。
要するに大雨低温時の寒さ対策が確りと出来ていなかった事と、アップ中にフィンにワイヤーを引っ掛け、気が動転するという二つのミスが重なり失敗したということ。
この辺りは、レース経験不足の結果だと思う。
準決勝アップ中にレーンブイワイヤーに引っ掛け先端に傷が出来た。
 先端をサンドペーパーで削り変形補修。