東大の新人は新人戦に向けたエイト乗艇合宿（男子）に先立ち、シングルスカルによるスカル合宿を行っている。
期間は今週火曜日から金曜日までの4日間。一日２乗艇で、最後に６kmのタイムトライアルを行う。
エイト乗艇に先立ち、以下の２点を目的としている：
（１）バランス感覚の習得
（２）漕艇原理の習得
今朝は、スカル合宿二日目の様子をポンドで観察した。
見ていると、バランス感覚や運動神経に優れ、ポンポン・スイスイと軽々と艇を進める事が出来るものがいる一方で、上体や腕がガチガチになって大きくバランスを崩したり、一本一本フォワード中にブレードで大きくブレーキを掛けてしまう者がいるなど、その上達の進捗度は千差万別だ。
面白いのは、女子は概してスムーズにバランスよくスイスイ進むのに対して、腕や上体に力のある男子は腕で漕ごうとして上手くスカルを漕げないケースが多いこと。
何れにせよ、合宿の最後の６ｋｍTTの頃には、見違えるほど上手くなっていることを期待する。
以下、今朝の様子：
出艇準備
新人の岸蹴り
彼は９月からコックスだが、スカル合宿に参加（コックスも漕ぐ）
尚、昨日（火曜日）の早朝のポンドはガラガラだったとの事だが、今日（水曜日）は、結構沢山の艇が出漕していてインカレ大会後の水曜日とは思えないほど混んでいた。皆、全日本選手権に向けて早々に準備をスタートしたということだろう。
混みあうポンド
以上
