約一週間の休みを取り、今日から東大新ジュニアのトレーニングがスタートした。
この一年間の活動の方針及び具体的な数値目標について説明した。
26年度東大ジュニアの達成目標は、以下の三つ:
今年一年間の取り組みで、膨大なデータベースが手元に残ったので、これを掻い摘んで説明するだけでも一時間ほどかかった。
エルゴスコア、体重換算、水温補正、エルゴ記録から求めた乗艇タイム換算、そして漕技・出力効率など、ボートのパフォーマンスを科学的に数値評価するツールについて説明。
東大生とは言え、まだ一年生なので、全ては理解出来なかった様だ。
体重換算て何ですか？スコアを良くする為に減量した方が得なんですか？と拍子抜けする質問をする者もいた。(苦笑)
ボートは、スピードを競う競技であり、出力が大きい方が速いのは当たり前の事。エンジンとして人間が出力を上げるには、筋肉量を増やす、即ち、筋肉で体重を増やす事が必要である。
当たり前の事だが、無駄な贅肉のない漕手であれば体格の大きなパワーのある漕手の方が有利である。しかし小柄な漕手でも鍛え抜けば大柄な漕手に勝つ事も可能である。これを数値的に、且つフェアに評価するツールが体重換算値というものである。
こう言っても分からない場合、以下の様に答える様にしている。"シングルスカルに乗った時、漕技が同一とした場合に、どちらが速いかを把握するためのツールである"と。(笑)
やや難しい説明会・キックオフ会を終えた後、エイト二杯のリギング及び、全員転サイドの乗艇を実施。
16:30過ぎの岸蹴りだったため、直ぐに暗くなってしまったが、全員転サイドにしては、まずまずの漕ぎをしていた。一本一本 フィニッシュに向けて加速するイメージが出せていたところが良かった。
PS
今日は折角戸田に行くので、早めに家をでて、マイスカルで荒川に出艇した。
ほぼ無風、やや薄曇りの天気で、ボートを漕ぐにはベストのコンディション。秋ヶ瀬の高圧線までの往復18kmユッタリ気持ち良く漕いだ。荒川の水温は現在16〜17度。秋ヶ瀬鉄橋付近の水はエメラルドグリーンに近い透明度の高い水になっていた。
他に出艇している艇のいない美しい荒川の水上で至福のひとときを楽しむことができた。
やはりボートは楽しい。
9：55岸蹴り
10:55頃 秋が瀬
綺麗に澄んだ水
以上
