Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

暑さ一段落

oyajisculler2013-07-31

7月20日頃までの連日の猛暑日が嘘の様に、この一週間は、雨が降り涼しい日がつづいている。昨夜も、合宿所の窓を開け、部屋の入り口ドアを解放して風通しを良くすると、非常に涼しくなった。
今朝も、添付した写真の通り、厚い雲に覆われて日差しは全くなく、ボートを漕ぐには最高のコンディションだった。
3,4年生の対校チームは、避暑合宿のため、明日から北海道に遠征するが、北海道の寒さに当たって風邪を惹かねばよいがと、心配になったりする。
さて、ジュニアの方は、試験も終わり、いよいよインカレ・オッ盾に向けて全開モードに突入。特にこの二週間は、ハードウィークとして強度や量をアップして漕ぎこむ予定。そういう意味で、今日の涼しさは非常にありがたい。
対校チームが遠征のため、艇オールなどの道具を発送してしまったので、今朝の乗艇はジュニアと新人のみ。両方ともに荒川に出艇するので、モーターボートも二杯出す事となった。ジュニアの方はおやじが運転するので、ゴムボートとなった。早速、ゴムボートを荒川に浮かべると、船底から物凄い勢いで浸水してきた。これは船底に穴が空いているに違いないと調べてみると、案の定10cm角の大きな穴が空いていた。ハンドトレーラーの船底受座の金具が剥き出しtなり、船底のゴムシートに突き刺さって穴を開けた模様。下の写真はゴムボートの船底と穴の状況:

こう言うのも日頃の点検やメンテナンスがゆき届いていないために起こる問題だ。
残念ながら、我がクラブは、こう言う点一つを取ってみても、まだまだ改善すべき事がてんこ盛りである。
ゴムボートは使えないので、新人コーチ陣には申し訳ないが、新人モーターは無しとし、ジュニアコーチはいつものFRPボートを使用した。

前述のトラブルがあり、ジュニア艇に追いついたのは、笹目橋辺り。往路は秋ヶ瀬までのW.UpとノーフェザーUT漕。
秋ヶ瀬で折り返してからは、2.5kmAT漕二本。フォアとエイトの並漕なので、タイムハンデで艇差を付けて時間差スタート。
両クルーの出力や漕技効率を勘案してハンデを決めているのだが、ミルミル艇差が縮まり、中間地点辺りでエイトがフォアを抜き去った。
見ていると、エイトの方は気合が入って漕手の方からドンドン声が出ているが、フォアの方は気合を入れる声が聞こえなかった。どうもトップコックスというのは、ローイングボート競技の面白みをないがしろにするシート配置と思う。艇のバランスや空気抵抗を考えれば、トップコックス艇の方が良いことは自明だが、コックスの役割や活躍度を考えた場合、トップコックス艇は、コックスが乗っているというだけで、漕手とコックスのコミュニケーションがなかなか取れない問題や、寝ているので視点が低く遠近感が把握し難い事、また、後方が全く見えないので、レース全体を見渡すという意味でコックスが把握できる情報量が、スターンコックスに比べて少ない様に思う。特に漕手と顔を相対してしないので、アウンの呼吸で勝負所を見極めてコールを入れるという事が難しい様だ。

以上長くなったが、今日のAT 二本は、エイトが途中でフォアを抜き去るという結果で、エイトチームの勝ち、フォアチームの負けという雰囲気だった。

この辺りで、一度、両クルーの現場実力を把握したいので、明日は荒川でSpeedCoachによる2000mTTを行う予定。(そのためにSpeedCoachはポンド乗艇時にCAL値補正を行っている)

明日のタイムが待ち遠しい。

以下、今朝の写真。

W.Up中のインカレ4+:木鶏(現在、ややスランプ気味)
 同上
 同上
 オッ盾8+:天祐(今日も元気いっぱいだった)
 同上
 同上
 AT漕1本目。開始早々にフォアに追いつくオッ盾エイト
 同上、なぜか#Bのキャッチが先にはいっている。
 AT漕二本目の途中で、ハンデ差付けて先行してスタートしたフォアに追いつく。

以上