Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前はビデオセッション:

早朝乗艇時に撮影したビデオを見ながら、4+及び8+クルーの各々にビデオセッションを行った。
特に、今日から始めてスイープに取り組み始めた新人2名と、対校漕手の1名に対し、ジュニアチームで取り組んでいる漕ぎの考え方をビデオで説明しながら指導した。特に確り伝えた事は以下の2点:

  1. キャッチからフィニッシュまで、体幹(背骨や頭)はキールセンターをキープして漕ぐ事。スイープ特有の、キャッチ周りでの一方向への旋回は、肩を確り回すことで対応すること。(=キャッチで上体をリガーサイドへ内傾する漕ぎはNG)
  2. スイープでは、アウトサイドハンドがパワーやハンドル軌道コントロールの主役、インサイドハンドは、フェザーワークを司り、それ以外の時にはアウトハンドを補佐する形。
  3. フィニッシュまで確りブレード一枚押し続ける事。この為にハンドルを胸の高い位置までドライブし続けるために、フィニッシュ周りでアウトハンドを高い位置にキープする。この為にはアウトハンドの脇を適度に締め、肘は自然に下向きとし、ハンドポジションを高く保つ様にして力強くフィニッシュする。結果として、下の写真の様にアウトハンドの手首は折れる形となる。(このことをよく理解できていないコーチや選手が非常に多い様だ)