Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

明日の東大クルーのレース:

前述の通り、明日は東大の3クルーが準決勝(M2+は敗復)レースに出漕する。以下、おやじの勝手な土手評を述べる。

  1. M1X:準決勝A組(9時10分発艇)に伊藤選手が出漕する。予選でトップタイムだったので、対戦相手との予選時のタイム差は145以上あり、余裕で決勝進出できると思う。でも単に勝ち上がる事を目的とせず、この準決勝レースを使って、本番決勝で必要となる1Qからのスタートダッシュをシミュレーションして欲しいと思う。前半相手に大きく水を明ける事が出来れば、後半は、明日のレースの為に力を温存して流すのが、レース巧者の戦法だ。ところで、他の準決勝組合せについて考察する。おやじの予想外となったのが、B組。何と、予選タイム2位の日大栗原選手が敗復の4Qで手を抜き過ぎたのか、敗復上がり6番のタイムとなり、東レの夜久選手と準決勝で潰しあいになってしまった。この2人のレースは好レースになりそうだ。そしてC組の武田選手は、予選で当たった矢地選手と再び対戦。武田選手の予選でのラップタイムを見ると、1Qは物凄いラップタイムだが、2Q以降、特に後半の1000mはかなり遅い。流したとも見えるが、どうやら膝の調子が悪い様で、膝に余計な負担が掛からぬように、不本意ながらこうなってしまったと見た。さて、残りのD組だが、敗復上がりの本命である栗原選手が上記のような状況だったため、井上選手は割と楽に決勝に駒を進めることができそうな組み合わせになっている。この辺りは、1Xの選手にも確りしたコーチ(軍師)がついているかどうかで、準決勝・決勝での力の出させ方が変わってくると思う。(余計なお世話か?)何れにしても伊藤選手、全日本タイトル奪取に向けて、少しずつ追い風が吹いてきた模様。今年の全日本は、大いに楽しめそうだ!!
  2. M2+:敗者復活戦A組(10時30分発艇)。M2+は出漕クルー数が11クルーと少ないため、準決勝は無く、予選→敗復→決勝・順位決定となっている。敗復は2組あり、東大クルーの出漕する敗復は4杯レース。1位は決勝、2位・3位が順位決定へ駒を進める事が出来る。予選のタイムから見て、東大クルーは3位狙いとなると思う。厳しいレースになるが、そこは持ち前の精神力で勝ち残って欲しい。
  3. M4+:準決勝B組(13時10分発艇)。M4+の準決勝は4杯レースの2組で行なわれる。上位2クルーが決勝進出。3位以下は順位決定となる。B組の組合せは関電、早大、京大、東大。予選のタイムを見るに実力はほぼ横並びと見た。厳しいレースが予想されるが、何とか2位以内を確保して、決勝に進出して欲しい。