Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

レース前、最後の乗艇練習

oyajisculler2010-06-29

今週はいよいよ全日本社会人選手権。50歳になったので、今回からM1Xの50歳以上の部に出漕する。このレースは滋賀のT中さんがずっと連勝中だが、T中さんは58歳。そろそろ60歳近い高齢。8歳若いおやじが負けるわけには行かない。年齢HCP差だと21.6秒(50歳:26.4秒、58歳:48秒)あるので、大差を付けないとネットタイムで勝った事にはならない。これは厳しいので、何とか10秒以上の差を付けたいところだ。
過去4年間の社会人選手権でのおやじとT中さんのタイム差を見るに、2000m換算で10秒程度こちらの方が速いので、実力を出し切る事が出来れば勝つことは出来るだろう。
でも相手は百選練磨のT中さん、何か奇策に打って出てくるかも知れない。相手の事は考えず、ひたすら自分の力を出し切る事に邁進しよう。
ところで、50歳以上の部を見ると、今年は4艇しかエントリーしていない。おやじとT中さんのマッチレースを予想して、皆さん今年は出漕を遠慮したのだろうか? そうだ、もう一人の強敵、I波さんは近頃レースで見ない。どうしているんだろう???
さて、今日はレース前の戸田での最後の乗艇練習。先週、今週はいろいろと忙しく、例年の様には練習量が確保できなかった。社会人選手権は2000mレースなので、ブッツケ本番という訳にもいかない。そこで先週に続き、今日も2000mレースのシミュレーションを行なった。
ウォームアップは前回通り、6kmを使ってタップリ漕いだ。今日は気温が高め、且つ小雨交じりで非常に蒸し暑かった。昨年のレースはスタートで何度も失敗した教訓を生かし、W.Upでは本番と同じ状態をシミュレーションしながらやっている。先週も書いたが、一つ言えるのは普段練習でしていない様な異質な事を本番スタート前にしないこと。異質な事とは、ステッキボードに着けてからSpeedCoachをセットするとか、普段の練習でルーティーンに入っていない事をすること。これをすると、経験上、スタート1本目でミスする確立が格段に高くなる。今日はそれを踏まえ、2000mTTでSpeedCoachはリセットせず、普段の練習通り、そのまま流しながら実施した。さて、2000mスタート。今日は東南東の風が吹いており、順風で実施。
スタート1本目は少しブレードを深めに入れると左右のブレードが安定する。この要領で実施。スタートのハイピッチは概ね良い艇速が出た。コンスタントに入ってからはSpeedCoachのモニターは見ない様にして、極力リラックスを心掛けて漕いだ。ハーフの1000mまではマズマズの漕ぎで、2000mを8分ジャスト位の感じで進んだが、ハーフを過ぎてからやや苦しくなってきた。エイトなら声を出して頑張れるところだが、1Xの単独トライアルだと応援してくれる者もなく、「まあ、本番で頑張れば良いか。。。」などと日和ってしまう。今日もそういう感じで後半タイム落ちしてしまい、結局2000mは8分9秒だった。先週より少しだけ改善したのでヨシとしておこう。以下、クォーター毎のラップタイム:

  1. 1'57"0, SR36.5→29.5
  2. 2'02"6, SR29.5〜30.5
  3. 2'04"5, SR29.5〜30.5
  4. 2'04"9, SR30→32.5 Total: 8'09"0