Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

レースペース 250m X 12

oyajisculler2010-03-31

今日は週1回の平日夜間乗艇の日。3月は年度末で人事異動の季節。月末はなんやかんやで4回も宴会が入った。2次会には行かない様に心掛けたが、その分、一次会で完全燃焼してしまい、現在酒太り気味。今日のメインメニューは、お花見レガッタに向け、レースペーストレーニングの250mX12発(レスト250mNW)を実施した。
レース直前でもあり、12発の平均艇速で、1'53"/500m(水温12℃で90%負荷レベル)を目標とした。漕ぎ出すと、今日は全くの無風。競艇場のゲートも開いて2,000mフルコース。夜間出艇しているクルーも少なく、ベタ凪の最高のコンディションだった。
W.Upはコース1周4km。往路はフィニッシュワークやキャッチワークの技術練習を入れた。バランス不安定な1X艇で、ノーフェザーで腕漕ぎするのは少々難あり。キャッチに少し余裕の出来るフィニッシュクォーターからノーフェザー漕ぎを入れた。ノーフェザー漕ぎではキャッチ時のブレードスクウェアのコントロールが難しく、フォワード中に水面を叩いたりするとブレードが切れ込んだ角度でエントリーする事あり、結構難儀する。でも、バランスさえ安定すれば、フィニッシュで気持ちよく艇が加速する感じが出て楽しい。1Xの技術練習は取り組み始めたばかりであり、難しいからと言って諦めずに忍耐強く取組んで行こうと思う。それと難しいのがフィニッシュ押し切りとブレード離水のためのハンドルタップダウン。例の仏M2Xクルーの様に、フィニッシュ周りで肘を横に張り、上手く手元をタップダウン出来れば良いのだが、長年スイープ漕ぎで培った両脇を締めるフィニッシュの形が体に染み付いており、「はい今はスカル漕ぎ!」という様に直ぐには切り替えが効かない。まあ、これも気長に忍耐強くやって行こうと思う。
さて、4kmのウォームアップを終え、250m X 12発を開始。先ずは静止スタートからのスプリント。いつもの通り、スタート1本目は実際のレースに合わせてタップリ時間を掛けて待つ。頭の中で"Attention"後に確り間を置き、"Go"。1本目は両舷のブレードの角度や水を確り捕らえるのを確かめながら押し始め、ブレードが確りと水を掴んだ事を確認したらフルパワーで押す。(シングルスカルのスタートは何でこんなに面倒なのか???)その後はATP-CP系のパワーで5本を押し、続いてハイピッチ10本は乳酸系パワー。ここで心掛けたのは、フォワードは極力リラックスすること。HP10本のフォワードで上体を力むと、その後のコンスタントで良いリズムが出せないケースが多い。今日は割と上手く上体がリラックスできたと思う。今日の12発の艇速は以下の通り:

  1. 1'49"0/500m, SR37→34, 静止スタート付き
  2. 1'55"4/500m, SR32,
  3. 1'57"1/500m, SR31
  4. 1'56"1/500m, SR32
  5. 1'51"7/500m, SR35.5→33, 静止スタート付き
  6. 1'55"1/500m, SR32
  7. 1'55"2/500m, SR32
  8. 1'56"3/500m, SR32
  9. 1'50"5/500m, SR36→33.5, 静止スタート付き
  10. 1'55"7/500m, SR32
  11. 1'56"9/500m, SR32
  12. 1'51"3/500m, SR36、ラストスパート付き

12発平均:1'54"2/500m。尚、レースペーストレーニング後に2,000mコース1.5周(6km)のLSD漕を実施。この間にSpeedCoachのキャリブレーションを実施。0.5%距離が短く表示された。ということで上記の艇速は0.5%タイムが遅めに出ているので、これを補正すると、本日の12発平均艇速は、1'53"6/500mとなる。目標とした1'53"/500mには少し届かなかったが、SR32もキープできたし、まあまあ良く頑張ったと言えよう。
どうやらここ1週間、気温が低かったため、ポンドの水温も下がっていた模様。今日の時点での正しいCAL値は0.960だが、今週末まで気温が高めの状態が続くので、水温も10℃を超えると予想。とりあえず、お花見レガッタはCAL値0.955のままにしておこうと思う。

3月の漕破距離:241km。1月から3月までの平均距離:236km。これはこれまでで一番沢山漕いでいることになる。お花見レガッタ、少し期待できるかも知れない。

以上