Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前:LBRCクルー荒川でエイト乗艇;

LBRCのNew Flag Ship "La Virtu"の乗艇も今日で4回目。先週までに艇整備、リギング調整、SpeedCoachのキャリブレーションを概ね終え、本格的な荒川での乗艇練習は今日から。今日は久しぶりにLBRCの正COX:F田君が舵を取ってくれた。12時からT大の新艇エイトの進水式に立ち会う必要があり、今日はいつもより30分繰り上げ、8時30分に集合した。天気予報通り、今日はお日様が良く照っており、高気圧下にあり風も穏やかで、冬場の小春日和の陽気。まさにボートの練習にピッタリのコンディションだ。Virtu号を川に浮かべ、いつものように両舷によるフィニッシュ練習を実施。前回までのフィニッシュ練習ではバランスが取れず、ドタバタでどうしようも無かったが、今日は概ね確り押すことが出来た。経験側ではあるがフィニッシュ練習が上手くいった練習(クルー編成)では、その日の乗艇は概ね満足の行く内容となる。今日も経験則通り、Virtuでの乗艇としてはこれまでで、最高の漕ぎをすることが出来た。
定番W.Upの後、いつもの通り、12分のSR20でのライトパドルに入る。前回より良く漕げる分、リギングの違和感が明確に体感できた。即ち、Virtu号はこれまで乗っていたPOTOMAC号に比べ、シートの座面位置が高い。結果として水面からクラッチまでの高さが高く、オールのシャフトと水面の為す角度が大きい。簡単な言葉でいえばオールが立っているということ。この為、オールが立っている分、実質のオール全長やインボードの有効長が短くなり、リガースプレッドを84cmとPOTOMACと同じ長さにしているため、「はみだし」が小さくなり、フィニッシュ時にアウトサイドのグリップエンドが体の中に入り、やや漕ぎ難さを感じた。そこでInboardを1cm長くし、はみだしを大きくするため、オールに装着されているCLAMをアウトボード側につけて漕いでみた。結果、はみ出しが大きくなり、フィニッシュ時の漕ぎ難さが解消された。一方でパドル時には梃子比が軽くなった分、水中がスカスカする感じがした。
秋が瀬での最初の折り返しからパドル20本のインターバルに入った。漕いだ感触としては、インボードを長くした分だけ、グリップエンドの実質ワークハイトが高くなり、ややブレードが浮くような感触あり。大曲がりで折り返し、ライトパドルで再び秋が瀬に向かう。ライトパドルを漕ぎながらワークハイトの高さをチェックするに高すぎる感あり。
そこで、秋が瀬についたところで、実質のワークハイトを元に戻すため、クラッチのCワッシャー1枚分(約6mm)を全シート一律下げてみた。
結果、その後のパドルでは今までより良い感触でパドル20本を漕ぐ事ができた。