Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々の夜間18km漕:

oyajisculler2009-10-28

全三菱レガッタの500mレースに向けて、10月の夜間乗艇はレースペース短漕をメインメニューとしてきたので、夜間乗艇の18km漕はほぼ1ヶ月ぶりだ。今日はゲートが閉じているので1500mコース。少し混んでいるかと思ったが、今は社会人チームや大学生はオフの模様。ポンドは非常に空いていた。風も殆どなく水面はベストコンディション。タイムを狙ってみようかとも思ったが、久々の18kmだし、良いコンディションの中、漕技の正確性にフォーカスを置いてSR20程度の低レートで漕ぐことにした。
漕ぎ出して200m程漕いだところでSpeedCoachのモニターを見ると、レート表示が出ていなかった。どうも台座に挿入する際に押し込みが不十分で、接点の接続が甘かった模様。1周:3km漕いだところで、一度本体を台座から外し、メモリーをリセットしてから改めて15km漕を行った。(リセットしてからはモニターの不調はなくなった。)
15km漕は前述の通り、漕技に主眼を置き、丁寧に1本1本漕いだ。コンディションが良いので殆ど水面を擦らずにバランス良く漕げた。上手くなった気分になるが、実際のところは波が出ると依然として水面を擦ることがあるので、技術面はまだまだ改善の余地がある。だからこそ漕げば漕ぐほど上達し、その上達の過程を楽しめるのがシングルスカルの面白さだ。特におやじのGoten号は、SykesのMould-20(Ultinate)という幅が細くて断面形状がSemi-circular、おまけに舳先と船尾がキューっとせり上がった柳の葉の様な船型。上手く漕ぎこなすと抵抗が少なくて艇速がグングン出るが、少々乗りこなすのが難しい。こいつで静かな荒川を漕ぐのが何より楽しい。