Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々のハイレート漕法

oyajisculler2009-09-09

今日は週1回の1X夜間乗艇。9月に入って気温が下がり今日は22度程度。暑さが去り、乗艇練習の負荷を上げやすい環境になってきた。そこで今日の18km漕は、久々にハイレート漕法で漕ぐ事にした。レートは24〜25。上体をリラックスしてレートを上げながらも、ブレードワークは低レートを漕ぐのと同じ正確さを保ちながら漕いだ。レートが上がりDPSが小さくなるが、その分、1ストロークサイクルの中で水中を押す時間比率が相対的に長くなる分、1本当たりの負荷が下がる。これにより上体から無駄な力みが無くなり、その分、リラックスした漕ぎが出来た。同じ原理ではあるが、ブレードが水を押す過重度も下がるため、ブレードのスリップが減り、ブレードの推進器効率も改善される。
という事で、ハイレート漕法で漕ぐと、無理なく巡航速度を上げることが出来る。脚や腰などの筋郡への負荷は軽くなるが、心肺系への負荷だけは上がる(呼吸頻度や心拍数が上がる)ので、気温が高い真夏は危なくて出来ないが、秋からはLSDとハイレートと交互にやって行こうと思う。
さて、タイムの方はハイレート漕法の効果が出て、18kmを1時間24分23秒で漕破。このタイムは今年一番のタイム。次回は24分切りを狙ってみようと思う。