Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

戸田コースは風が吹くと循環流が生じる?:

その後、ポンド3週9kmのLSD漕(SR19前後)を実施。漕ぎながら往路復路でのSpeedCoachモニターの距離表示と実際の距離の差異をチェックしてみた。その結果、ゴールからスタート方向へ向かう逆風では、モニターの距離がマイルストーンの1000m辺り15m程長く表示され、逆にスタートからゴール方向への順風ではモニターの表示距離がマイルストーンの1000m辺り15m程短く表示されることが確認出来た。往復の平均ではモニターの距離表示はマイルストーンの距離とピッタリ合うのでCAL値は整合している模様。要は今日の戸田コースはスタートからゴール方向に向けて流れがあるということだ。3周漕いでいる間に南西の風が弱まり、往路復路のモニター表示距離と実際の距離表示のギャップが徐々に小さくなり、最後の1周ではギャップが10m弱になった。
どうも風が吹くと、戸田コースの水は表層部分が風に押されて風下方向へ流れる様だ。しかし、流されっぱなしだと風上の水位が下がり、風下の水位が上がることになるが、実際にはそうはなっていない。恐らく低層の水は逆に風上方向へ流れているのではないだろうか?要するに表層と低層の水が循環する流れになっているものと推察される。(下図の様な現象?)

もしかすると、戸田コースの東端(NTT艇庫前)にある水門を開放して夜中に水を流しているのだろうかと思い、帰りにこの水門付近の水面を見た。しかし、流れている様子は無かった。(そもそもこの時間帯は荒川が満潮なので、水門からコースの水が菖蒲川側に流れ出る筈もない)やはり上記の推察通り、風が吹くと戸田コースの水は表層と低層の水が循環する流れを生じる様だ。実に面白い現象だ。