Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

OB2000mレース:

さて、こちらが今日の大一番。このレースに向けて冬場に荒川で練習してきた訳だ。ところがレース1か月ほど前になって、一橋OBクルーで2000mを漕げるクルーがいないとのこと。結局、当方1杯だけ出漕する独漕レースになった。まあ、戸田コースで2000mを漕げるので独漕だろうと何だろうと問題なし。今日のこのモロ順風コンディションがあれば7分切りを達成できると意気込んだ。
さて、スタート時刻1時間前になり、クルーの集まり状況を見ると最若手のK君が来ていない事が判明。これは拙いと急ぎ代漕者を探す始末。結局、連絡が取れ、到着が15分程遅れるが来る事が分かった。(トラブルその1)
艇を浮かべ、岸を蹴った。

W.Upを始めると、6番のリガーから「キンキン」と金属音がし、何やらおかしい。6番にリガーを確認する様に伝えると、リガーの溶接部にひび割れが生じていることが判明。2000m持ちそうかと確認したところ、漕ぐたびにヒビの口が開くのでダメとのこと。已む無く艇を揚げ、急ぎ艇を交換して出艇しなおした。(トラブルその2)

艇を交換する作業に20分程かかってしまい、W.Upする時間が殆ど無くなってしまった。
漕げば勝ちというレースだが、世の中そうそう楽には勝たせてくれない。
スタート地点に近づくと、今度はCOXがSpeedCoachの調子がおかしいという。良く調べるとSpeedcoachの台座に本体を確り押しこんでいなかったため、電極の接点が接続していなかった事が原因と判明。結局治った訳だが次から次へと発生するトラブルに気分が萎えた。(トラブルその3)
さて、スタート。独漕なので普段の練習通りマイペースで漕げば良いだけなのだが、強すぎる順風で風浪が発達し、波が出て少々バタバタ状態。川でも波がある中で練習しているのだが。。。COXが読み上げる艇速も500mの手前で既に1'50"台が出てしまい、7分切りを達成するための1'45"キープが出来なかった。この絶好の機会にも関わらず、この惨憺たる漕ぎ・艇速、情けない。。。 下の写真は1000過ぎを漕ぐ我がクルー。

その後も艇速の回復はならず。1500mを過ぎてレートを上げた分は艇速が上がったが、時既に遅し。結局タイムは7分8秒。タイムを聞く前にダメだと分かっていたので、残念ながらタイムには納得。こんな筈ではなかった。でも相手が出漕してこなかったのでこれでも勝ち。
まあ、何れにせよ、こういう絶好のコンディションというのは10年に一回くらいしか回ってこない。この絶好の機会を逃したのは、おやじにとって残念無念。やはり、レースは万全の準備をしてこそ、望む結果が得られるというモノだ。