以下参考ながら、シート座面計測点に関する海外の最新情報を調べてみた。
- 2007年12月に購入したSykes製のおやじの自艇(1X艇)では、ワークハイトについておやじの手法で指定した数値に対し、実艇はおやじが注文したとおりのワークハイトで仕上がっていた。即ち、座面の計測点は、Sykes社もシートセンターで計測している模様。
- 昨年12月に中国ヤードを視察した際、FISAの元技術トップのClaus Filterが技術顧問しているWudi社(Wintech)は、シート座面計測ポイントは、シートセンターの最下点であることを確認。因みにWintechでは主に欧米各国のディーラーのコメントを集約して基準を決めており、シートセンターを計測基準点とすることが、現在の世界標準になっている模様。
- シートセンターをシート計測基準点とすることを明記した文献や要領書が無いかどうかをネットで検索したところ、Nuts and Bolts guide to riggingの著者である米国Mr Mike DavenportのMaxriggingというサイトに、ヒールデプスやワークハイトの計測要領をビデオにしたサイトがあった。下のビデオを見れば一目瞭然、シート基準点としてシートセンターの最下点となっている。
Mike davenportのプロフィールは下記サイト参照。
http://www.maxrigging.com/about-mike-davenport